JAJAA12A August 2024 – September 2025 OPA2990
回路が複数出力レンジに対応する必要がある場合、段のゲインは固定されているため、入力レンジおよびリファレンス レンジを変更することで対応する必要があります。ゲインを調整可能にすると、設計が複雑になり、精度が低下する可能性があります。
表 3-1に、複数の出力範囲をサポートする同じ段のさまざまな構成を示します。
| 0-20mA | 4-20mA | 0~10 | 0~5 | -10~10 | |
|---|---|---|---|---|---|
| VREF スイッチ | S1 オープン | S1 クローズ | S2 オープン | S2 オープン | S2 クローズ |
| VIN 範囲 | 0-2.5 | 0-2.5 | 0-2.5 | 0-1.25 | 0-2.5 |
| R 比 |
表 3-1は、抵抗比を一定に保ちながら、スイッチと入力レンジを切り替えることで異なる出力レンジを実現できることを示しています。
ステージを駆動するには、2.5V または 1.25V フル スケールの DAC ソースと、2.5V のリファレンスが必要です。