JAJAA67 October   2025 TMP461-SP , TMP9R00-SP , TMP9R01-SEP

 

  1.   1
  2.   概要
  3.   商標
  4. 1はじめに
  5. 2比較
  6. 3リモート アプリケーションの使用事例
  7. 4デフォルトのリモート考慮事項
  8. 5ベータ エラー
  9. 6較正
  10. 7レイアウト手法
  11. 8まとめ
  12. 9参考資料

リモート アプリケーションの使用事例

リモート温度センサの主な用途は 3 つあります。基板の温度を測定すること、周辺部品の温度を測定すること、そしてオンチップ温度測定のために内蔵ダイオードの温度を測定することです。FPGA、ADC、他のシステム オン チップ (SoC) など、集積回路コンポーネントには製品内の温度測定用ダイオードが含まれています。TI のリモート温度センサは、これらのダイオードに直接接続して正確な温度測定を行います。SoC 外の基板上で複数箇所の温度を測定する必要がある場合、ディスクリート BJT ベースのダイオードを外部温度検出素子として使用できます。TMP9R00-SP を使用する 1 個のリモート IC を使用して、最大 9 つの異なる場所を測定できます。単一の IC を使用することで、9 か所すべての測定点を読み取るための A/D コンバータを内蔵でき、設計プロセスを簡素化できます。リモート温度センサは、デジタル ローカル温度センサとしてのみ使用できます。そのためには、D+ ピンと D− ピンを短絡させ、リモート機能を使用しないという選択肢があります。1 つの温度センサ IC で、基板温度やシステム内の他の発熱箇所を測定できます。これらのアプリケーションの例を参考として以下に示します。

 リモート温度センサのアプリケーション図 3-1 リモート温度センサのアプリケーション
表 3-1 統合型 BJT 監視の例
デバイスリモート接続の監視
ALPHA-3P-ADM-VA601-SPACETMP9R01-SEPXQRVC1902 ACAP
ALPHA-3P-VB630-SPACETMP9R01-SEPXQRVE2302 ACAP
ALPHA-XILINX-KU060-SPACETMP461-SPXQRKU060 FPGA
TSW12D1620EVM-CVALTMP461-SPADC12DJ1620
TIDA-070004TMP461-SPADC12DJ1620
アプリケーション ノート:RTG4 FPGA: 温度モニタTMP461-SPRTG4 FPGA
表 3-2 ディスクリート BJT 監視の例
デバイスリモート接続の監視
TIDA-010197TMP461-SP衛星の正常性監視
TIDA-010191TMP461-SP健康状態モニタ
TIDA-010931TMP9R00-SPバッテリ マネージメント