JAJSJ34 データシート

JAJSJ34H April 1997 – October 2024 UC1842 , UC1842-SP , UC1843 , UC1844 , UC1844-SP , UC1845 , UC1845-SP , UC2842 , UC2843 , UC2844 , UC2845 , UC3842 , UC3843 , UC3844 , UC3845 , UC3845AM

PRODUCTION DATA

6.5 電気的特性

自由気流での動作温度範囲内 (特に記述のない限り)。UC184x では -55℃ ≦ T_A ≦ 125℃。UC284x では -40℃ ≦ T_A ≦ 85℃。UC384x では 0℃ ≦ T_A ≦ 70℃。V_VCC = 15V⁽²⁾。VCC からグランドへ 0.1μF のコンデンサ、VREF からグランドへ 0.1μF のコンデンサを接続。R_RT = 10kΩ、C_CT = 3.3nF、T_J = T_A。

パラメータ		テスト条件		最小値	標準値	最大値	単位
リファレンスセクション
V_VREF	リファレンス電圧	I_VREF = 1mA、T_J = 25℃	UC184x、UC284x	4.95	5	5.05	V
V_VREF	リファレンス電圧	I_VREF = 1mA、T_J = 25℃	UC384x	4.9	5	5.1	V
	ラインレギュレーション	12　≦　VCC　≦　25V			6	20	mV
	負荷レギュレーション	1　≦　I_VREF　≦　20mA			6	25	mV
	温度安定性	⁽¹⁾ ⁽³⁾ を参照			0.2	0.4	mV/℃
	総出力変動	ライン、負荷、温度 ⁽¹⁾	UC184x、UC284x	4.9		5.1	V
	総出力変動	ライン、負荷、温度 ⁽¹⁾	UC384x	4.82		5.18	V
	出力ノイズ電圧	10Hz ≦ f_OSC ≦ 10kHz、⁽¹⁾ T_J = 25℃			50		µV
	長期的安定性	T_A = 125℃、1000 時間 ⁽¹⁾			5	25	mV
	出力短絡			-30	-100	-180	mA
発振器セクション
f_OSC	初期精度	T_J = 25℃⁽⁵⁾		47	52	57	kHz
	電圧安定性	12　≦　VCC　≦　25V			0.2%	1%
	温度安定性	T_MIN　≦　T_A　≦　T_MAX ⁽¹⁾			5%
V_RT/CT	振幅	ピークツーピーク ⁽¹⁾			1.7		V
エラーアンプセクション
V_VFB	入力電圧	V_COMP = 2.5V	UC184x、UC284x	2.45	2.5	2.55	V
V_VFB	入力電圧	V_COMP = 2.5V	UC384x	2.42	2.5	2.58	V
I_VFB	入力バイアス電流		UC184x、UC284x			-1	µA
I_VFB	入力バイアス電流		UC384x			-2	µA
A_VOL		2　≦　V_COMP　≦　4V		65	90		dB
	ユニティゲイン帯域幅	T_J = 25℃ ⁽¹⁾		0.7	1		MHz
PSRR	電源除去比	12　≦　VCC　≦　25V		60	70		dB
I_(snk)	COMP シンク電流	V_VFB = 2.7V、V_COMP = 1.1V		2	6		mA
I_(src)	COMP ソース電流	V_VFB = 2.3V、V_COMP = 5V		-0.5	-0.8		mA
V_COMP High	High レベル出力電圧	V_VFB = 2.3V、R_L = 15kΩ を COMP からグランドに接続		5	6		V
V_COMP Low	Low レベル出力電圧	V_VFB = 2.7V、R_L = 15kΩ を COMP から VREF に接続			0.7	1.1	V
電流検出セクション
A_CS	ゲイン	⁽⁴⁾ ⁽⁶⁾ を参照		2.85	3	3.15	V/V
V_ISENSE	最大入力信号	V_COMP = 5V ⁽⁴⁾		0.9	1	1.1	V
PSRR	電源除去比	12V ≦ V_VCC ≦ 25V ⁽¹⁾ ⁽⁴⁾			70		dB
I_ISENSE	入力バイアス電流				-2	-10	µA
t_DLY	出力の遅延	V_ISENSE が 0V から 2V に変化 ⁽¹⁾			150	300	ns
出力セクション
V_OUT Low	Low レベル OUTPUT 電圧	I_SINK = 20mA			0.1	0.4	V
V_OUT Low	Low レベル OUTPUT 電圧	I_SINK = 200mA			1.5	2.2	V
V_OUT High	High レベル OUTPUT 電圧	I_SOURCE = 20mA		13	13.5		V
V_OUT High	High レベル OUTPUT 電圧	I_SOURCE = 200mA		12	13.5		V
t_RISE	立ち上がり時間 ⁽¹⁾	C_OUTPUT = 1nF、T_J = 25℃			25	150	ns
t_FALL	立ち下がり時間 ⁽¹⁾	C_OUTPUT = 1nF、T_J = 25℃			25	150	ns
低電圧誤動作防止 (UVLO)
VCC_ON	イネーブルスレッショルド	UC1842/4 および UC2842/4		15	16	17	V
		UC3842/4		14.5	16	17.5
		UCx843/5		7.8	8.4	9
VCC_OFF	UVLO オフのスレッショルド	UC1842/4 および UC2842/4		9	10	11	V
		UC3842/4		8.5	10	11.5
		UCx843/5		7	7.6	8.2
PWM
D_MAX	最大デューティサイクル	UCx842/3		92%	97%	100%
		UC1844/5 および UC2844/5		46%	48%	50%
		UC3844/5		47%	48%	50%
D_MIN	最小デューティサイクル					0%
総スタンバイ電流
I_VCC	スタートアップ電流				0.5	1	mA
I_VCC	動作電源電流	V_VFB = V_ISENSE= 0V			11	17	mA
	VCC ツェナー電圧	I_VCC = 25mA		30	39		V

(1) 設計により規定されています。実製品の検査は行っていません。

(2) VCC を起動スレッショルドより高く調整してから、15V に設定します。

(3) 温度安定性は平均温度係数とも呼ばれ、次の式で表されます。
UC1842 UC2842 UC3842 UC1843 UC2843 UC3843 UC1844 UC2844 UC3844 UC1845 UC2845 UC3845

VREF_min と VREF_max は、適切な温度範囲にわたって測定された最大および最小のリファレンス電圧です。電圧の極値は、温度の極値で発生するとは限らないことに注意してください。

(4) パラメータは、VFB = 0V で、ラッチのトリップポイントで測定されます。

(5) 出力スイッチング周波数 f_SW は、UCx842 および UCx843 の場合は発振器周波数 f_OSC と同じです。出力スイッチング周波数 f_SW は、UCx844 および UCx845 の場合は発振器周波数 f_OSC の半分です。

(6) ゲインの定義：A = ΔV_COMP/ΔV_ISENSE、0V ≤ V_ISENSE ≤ 0.8V。