JAJSUG8 November 2025 LM68425-Q1
PRODUCTION DATA
LM684x5-Q1 の nFAULT ピンは、冗長 VOUT 監視の出力として機能する以外に、スタートアップ診断回路および内部基準監視によって検出された故障も通知します。nFAULT ピンは 42V のオープン ドレイン出力で、図 7-10に示すように、アップストリームの保護回路に直接接続できます。nFAULT ピンに以下のフォルトが通知されます。
上記の故障が検出されるとスイッチング動作は直ちに停止し、nFAULT ピンが Low にラッチされます (< VOL(nFAULT))。ラッチをクリアし、スイッチング動作を再開するには、EN ピンをトグルする必要があります。
LM684x5-Q1 には、過渡的または一時的な故障の場合にユーザーの介入を不要にするため、以下の図に示すように自動再試行方式を実装するための機能も含まれています。
この方式では、内部カウンタと、M1、M2、C1、R1、R2 で構成される外部回路を使用して、故障検出後にスタートアップ シーケンスを自動的に再試行します。以下に、自動再試行方式の動作を示します。
TI は、nFAULT ピンから 42V 以下の関連するロジック レールへの 100kΩ プルアップ抵抗を使用することを推奨します。