マイクロミラー アレイの温度は直接測定できないため、パッケージ外部の測定ポイント、パッケージの熱抵抗、電力、照明の熱負荷から、解析的に計算する必要があります。アレイ温度と基準セラミック温度 (図 6-1 の熱テスト TP1) の関係は、以下の式で与えられます:
式 5. TARRAY = TCERAMIC + (QARRAY × RARRAY-TO-CERAMIC)
式 6. QARRAY = QELECTRICAL + QILLUMINATION
ここで、
- TARRAY = 算出されたアレイ温度 (°C)
- TCERAMIC = 測定されたアレイ温度 (°C) (TP1 の場所)
- RARRAY-TO-CERAMIC = アレイからセラミック TP1 までの セクション 5.5 で規定するパッケージの熱抵抗 (°C/ワット)
- Q ARRAY =アレイ上の DMD 全体の消費電力 (W) (電力+吸収光)
- QELECTRICAL = 公称電力(W)
- QINCIDENT = インシデント照明光出力 (W)
- QILLUMINATION = (DMD 平均熱吸収率 × QINCIDENT) (W)
- DMD の平均熱吸収率 = 0.54
DMD の消費電力は変数で、電圧、データ レート、動作周波数に依存します。アレイ温度の計算時に使用する公称消費電力量は 2.5W です。照射用光源から吸収される電力は変数で、マイクロミラーの動作状態と光源の強度に依存します。上記の式は、シングル チップまたはマルチチップの DMD システムに有効です。この想定では、アクティブ アレイで 83.7%、アレイ境界で 16.3% の照度分布を想定しています。
標準的な投影アプリケーションの計算例は次のとおりです。
式 7. QINCIDENT = 25W (measured)
式 8. TCERAMIC = 50.0°C (measured)
式 9. QELECTRICAL = 2.5W
式 10. QARRAY = 2.5W + (0.54 × 25W) = 16W
式 11. TARRAY = 50.0°C + (16W × 1.0°C/W) = 66.0°C