JAJSVH3B October 2024 – July 2025 UCG28824 , UCG28826 , UCG28828
PRODUCTION DATA
フライバック コンバータがオンになると、0V の出力電圧で起動します。低電圧によって、フィードバック電圧 FB が最大値にクランプされ、過負荷保護がトリガされる可能性があります。クランプを防ぐため、UCG2882x はソフト スタート モードで起動します。図 7-8 に示されているように、この期間中、内部 FB 電圧ランプは 0V から最大値 (4ms) まで 8 ステップ増加します。内部 FB ランプの最大値は、FB ピン電圧が IPK、MAX の 80% に相当する値であり、IPK ピンのさまざまな抵抗設定に対して変化します。ソフト スタート中は、この内部ランプ電圧のうち小さい方と実際の FB ピン電圧を使用して、図 7-3 の制御規則でデバイスの動作点を決定します。4ms の終わりに内部 FB ランプ電圧が最大値に達すると、出力レギュレーション用に制御が FB ピン電圧に転送されます。ソフト スタート シーケンスは、起動時、またはフォルト (自動再試行またはラッチ) およびブラウンアウト状態から回復するたびに実行されます。最小周波数クランプは、ソフト スタート時にのみ 10kHz に変更されます (その他の場合は、通常動作中 25kHz)。10kHz の最小周波数クランプは、起動時にバレーが欠落しており、制御法則により、出力コンデンサを充電するために、最後のターンオン エッジから 100µs ごとに 1 次側 GaN HEMT のターンオンが強制される場合に役立ちます。