JAJSVU3B March 2022 – May 2025 TPS388R0-Q1
PRODUCTION DATA
一般的な TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 アプリケーションでは、NIRQ 出力は、プロセッサ (デジタル信号プロセッサ (DSP)、特定用途向け集積回路 (ASIC)、その他のプロセッサタイプなど) のリセット入力またはイネーブル入力、または電圧レギュレータ (DC-DC コンバータや低ドロップアウト レギュレータ (LDO) など) のイネーブル入力に接続されます。NIRQ はラッチ動作を伴う割り込みエラー出力であり、監視対象の電圧が、プログラムされた OVHF および UVHF スレッショルドを越えて低下または上昇すると、NIRQ がアサートされます。NIRQ は、フォルトの原因となっている動作が解消され、フォルトが発生したことを示すビットに「1 でビットをクリア」が書き込まれるまで Low 状態を維持します。異常検出出力レジスタからの NIRQ のマッピングが解除されても、NIRQ 信号はデアサートされません。
TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 にはオープン ドレインのアクティブ Low 出力があり、これらのラインを必要な電圧ロジックまで High に保持するためにプルアップ抵抗が必要です。プルアップ抵抗を適切な電圧レールに接続し、出力を適切なインターフェイス電圧レベルで他のデバイスに接続できるようにします。適切な電圧レベルを維持するためには、プルアップ抵抗の値を選択する際にある程度の配慮が必要になります。プルアップ抵抗の値は、VOL、出力容量性負荷、および出力リーク電流によって決定されます。セクション 6 に、これらの値が指定されています。オープン ドレイン出力は、別の TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 NIRQ ピンなどの他のオープン ドレイン信号を使って有線 OR ロジックとして接続できます。