JAJSVU3B March   2022  – May 2025 TPS388R0-Q1

PRODUCTION DATA  

  1.   1
  2. 特長
  3. アプリケーション
  4. 概要
  5. デバイスの比較
  6. ピン構成および機能
  7. 仕様
    1. 6.1 絶対最大定格
    2. 6.2 ESD 定格
    3. 6.3 推奨動作条件
    4. 6.4 熱に関する情報
    5. 6.5 電気的特性
    6. 6.6 タイミング要件
  8. 詳細説明
    1. 7.1 概要
    2. 7.2 機能ブロック図
    3. 7.3 機能説明
      1. 7.3.1 I2C
      2. 7.3.2 自動マスク (AMSK)
      3. 7.3.3 PEC
      4. 7.3.4 VDD
      5. 7.3.5 MON
      6. 7.3.6 NIRQ
      7. 7.3.7 NRST
    4. 7.4 デバイスの機能モード
      1. 7.4.1 組み込みセルフ テストと構成の読み込み
        1. 7.4.1.1 BIST 実行に関する注意事項
      2. 7.4.2 TPS38800-Q1 電源オン
      3. 7.4.3 一般監視
        1. 7.4.3.1 IDLE 監視
        2. 7.4.3.2 ACTIVE 監視
        3. 7.4.3.3 シーケンス監視 1
          1. 7.4.3.3.1 ACT の遷移は 0→1
          2. 7.4.3.3.2 SLEEP の遷移は 1→0
          3. 7.4.3.3.3 SLEEP の遷移は 0→1
        4. 7.4.3.4 シーケンス監視 2
          1. 7.4.3.4.1 ACT の遷移は 1→0
    5. 7.5 レジスタ マップ
      1. 7.5.1 レジスタの概要
        1. 7.5.1.1 BANK0 のレジスタ
        2. 7.5.1.2 BANK1 のレジスタ
  9. アプリケーションと実装
    1. 8.1 アプリケーション情報
    2. 8.2 代表的なアプリケーション
      1. 8.2.1 マルチチャネル シーケンサおよびモニタ
      2. 8.2.2 設計要件
      3. 8.2.3 詳細な設計手順
      4. 8.2.4 アプリケーション曲線
    3. 8.3 電源に関する推奨事項
      1. 8.3.1 電源に関するガイドライン
    4. 8.4 レイアウト
      1. 8.4.1 レイアウトのガイドライン
      2. 8.4.2 レイアウト例
  10. デバイスおよびドキュメントのサポート
    1. 9.1 デバイスの命名規則
    2. 9.2 ドキュメントのサポート
    3. 9.3 ドキュメントの更新通知を受け取る方法
    4. 9.4 サポート・リソース
    5. 9.5 商標
    6. 9.6 静電気放電に関する注意事項
    7. 9.7 用語集
  11. 10改訂履歴
  12. 11メカニカル、パッケージ、および注文情報

ACTIVE 監視

TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 は、ACT が High のとき、ACTIVE 状態になります。

VMON モニタは、低電圧高周波数 (UVHF) および過電圧高周波数 (OVHF) スレッショルドに対して高周波数チャネル レベルをモニタします。

一部のチャネルは、ユーザー ソフトウェアで制御されるレールに接続できます。TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 が ACTIVE 状態のとき、このようなチャネルは OFF 状態 (OFF スレッショルド未満) にすることができ、通常は UVHF 割り込みがディスエーブルになります。これらのレールが ON になると、TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 ホストはチャネル UVHF 割り込みをイネーブルにして、完全な監視を可能にします。同様に、これらのレールが OFF になる前に、TPS38800-Q1/TPS388R0-Q1 ホストはチャネル UVHF 割り込みをディスエーブルにして、ランプダウン時の誤った UV 違反を回避します。これらのチャネルは ACT または SLEEP によって開始されるシーケンスの一部ではないため、自動マスク レジスタを使用して UVHF / OVHF 割り込みを自動的にイネーブル / ディスエーブルにすることはできません。

他のイネーブル チャネルは、SLEEP 1→0 遷移シーケンスの結果として、OFF 状態にできます。これらのチャネルは、AMSK_ENS 自動マスク レジスタによって識別され、遷移中の UVHF および OVHF 割り込みを回避します。

表 7-3 モードの動作の概要
モード ピン / ビット条件 Iq 監視対象 - Chx が有効の場合に NIRQ をトリガします ステータスのみ
アクティブ ACT=High、Sleep=High 1.5mA OVHF、UVHF OFF
IDLE ACT=Low、Sleep=X 230uA OVHF OFF

SLEEP

ACT=High、SLEEP=Low

スリープ電源ビット=1

CHx の Sleep への割り当てなし

1.5mA

OVHF、UVHF OFF
CHx を Sleep に割り当て (AMSK = 1) 監視なし OFF
CHx を Sleep に割り当て (AMSK = 0) OVHF、UVHF OFF

ディープ スリープ

ACT=High、SLEEP=Low

スリープ電源ビット=0

CHx の Sleep への割り当てなし 330uA OVHF、UVHF -
CHx を Sleep に割り当て (AMSK = 1) 監視なし -
CHx を Sleep に割り当て (AMSK = 0) OVHF、UVHF -