JAJSWC8 March 2025 TPSI3050M
PRODUCTION DATA
TPSI3050M は、統合型の強化絶縁パワー スイッチ ドライバで、外部パワー スイッチと組み合わせることにより、完全な絶縁型ソリッド ステート リレー (SSR) を形成します。公称ゲート駆動電圧 10V で、1.5 および 3.0A ピークのソースおよびシンク電流という性能を備えているので、さまざまな外部パワー スイッチを選択して、幅広いアプリケーションに対応できます。TPSI3050M は、1 次側から供給された電源によって独自の 2 次電源を生成するので、絶縁型の 2 次側バイアス電源は不要です。
機能ブロック図 は、PXFR ピンの設定と EN ピンのロジック状態によって決定されるレートで、内蔵トランスの 1 次側巻線に交流電流を駆動するトランスミッタが 1 次側に含まれることを示しています。トランスミッタは高周波で動作し、トランスをピーク効率まで最適に駆動します。さらに、トランスミッタはスペクトラム拡散手法を使用して EMI 性能を大幅に向上させ、多くのアプリケーションで CISPR 25 Class 5 を達成できます。送信中、データ情報は電力と並行して 2 次側に転送されます。2 次側では、トランスの 2 次側巻線に誘導された電圧が整流され、シャント レギュレータが VDDH の出力電圧レベルを調整します。最後に、復調器は受信したデータ情報をデコードし、EN ピンのロジック状態に基づいて VDRV を High または Low に駆動します。