JAJSWC8 March 2025 TPSI3050M
PRODUCTION DATA
VDDM から電力を供給する場合、つまり IAUX > 0mA のとき、VDDM レールに追加の電圧リップルが存在することに注意してください。与えられた RPXFR 設定では、VDDM から VSSS への追加の容量を印加することで、このリップルを低減できます。この設計例では、カリキュレータ ツールで計算された VDDM のリップル VDDMripple は 190mV です。
容量を追加することで、VDDMripple を低減しながら、元の VDDHdroop を 0.5V に維持できます。例えば、カリキュレータ ツールで CDIV1 = 330nF および CDIV2 = 680nF を適用すると、VDDMripple は 131mV に減少しますが、VDDHdroop は 0.5V 未満に維持されます。この容量が追加されると、tSTART の時間は当然延長されます。