FAQ (よくある質問)

品質、信頼性、パッケージに関する FAQ

トピックごとに参照したり、特定の質問に対する回答を見つけることができます

 

品質、信頼性、パッケージに関するよくある質問 (FAQ) とその回答をご確認いただけます。以下に記載されていない質問については、TI カスタマー サポートまでお問い合わせください。

品質方針と手順

品質に関する TI の方針と手順は、新製品の認証とプロセス変更通知から、お客様の課題や苦情を適切な時間内に解決することまで、品質に関連して発生する可能性のあるあらゆる課題に迅速に取り組む助けとなります。TI の品質管理システム、一般的な品質に関するガイドライン (GQG)、品質方針マニュアル、変更管理、製品の撤退 / 生産中止の方針に関する質問とその回答をご覧になるには、以下を参照してください。

TI は品質管理システムを導入していますか?

この包括的なシステムは 1985 年に作成され、アナログおよび組込みプロセッシング製品のリーダーシップを世界各地の製造拠点から提供する TI にとって必要不可欠なものとなりました。

TI の品質管理システムの方針と手順については、 Quality System Manual (QSM000)  をご覧ください。

TI の品質ガイドラインとは何ですか?また、記載されている場所はどこですか?

TI の品質に関するガイドラインは、さまざまな品質仕様に対する TI 部品のコンプライアンスを確保するための対策を概説しています。これらのガイドラインは、TI の原材料の取り扱い、製造プロセス、試験、管理、対処、保管、輸送、および顧客への TI 製品の納入方法に適用されます。 

詳しくは、TI の 「一般的な品質に関するガイドライン」 を参照してください。

TI の変更管理プロセスはどのようなものですか?

TI は、製品変更の通知に関して最新版である JESD46 の要件に準拠しています。変更が、製品の形状、適合性、機能、または品質や信頼性に対する悪影響に関係する場合、業界規格と整合性のある方法でお客様への通知を行います。カスタム デバイスの場合、お客様からの承認を受け取るまで、 テキサス・インスツルメンツは変更を実施しません。 

詳細については、TI の 「製品変更通知」 ページをご覧ください。

製品撤退や廃品に関する TI の方針はどのようなものですか?

TI は、便宜性を理由に製品の生産および出荷を終了しないよう努めています。便宜性とは、生産量が少ないデバイス、低収益、限定的なお客様による採用、または同様の製品を意味します。廃品と撤退に関する TI の日程は、業界規格より長いリード タイムを採用しています。TI は 12 か月にわたってお客様からの製品注文を受け入れ、廃止された製品の最終納入までにさらに 6 か月を許容しています。 

特定の状況下では、撤退スケジュールの加速が必要になる可能性があります。このような状況では、TI は寿命終了 (end of life、EOL) に関する通知の中で、最終注文日と最終納入日、さらに早期の廃品が必要になった状況に関する説明を提示します。

認定試験結果

認証プロセスを通じて、TI の製品、プロセス、パッケージの信頼性が業界規格を満たしていることを確認しています。TI のどの製品も、リリース前に、認証と信頼性試験を実施するか、類似の検証を通じて認証を受けます。TI の認証プロセスに関する一般的な質問については、以下をご覧ください。

半導体製品の認定に関する TI の立場はどのようなものですか?

品質と信頼性は、TI ( テキサス・インスツルメンツ) の文化にとって不可欠です。高品質の製品をお客様にお届けするという目標を達成するために、TI の半導体技術開発は、105℃ の接合部温度、10 万時間の通電で、障害発生が 50 個未満であることを最小限のゴールとして設定しています。TI は、製品開発プロセスの一環として、シミュレーション、加速試験、堅牢性評価を取り入れています。製品開発プロセスを通じて、TI はシリコン プロセスの信頼性、パッケージの信頼性、シリコンとパッケージの相互作用を注意深く評価しています。

TI は、車載以外の半導体製品に関してどのような認定基準を満たしていますか?

車載以外のデバイスは、主に JEDEC (Joint Electron Devices Engineering Council、半導体技術協会) の意図に従った形で、業界標準の試験手法による認定を行っています。TI は、JEDEC の JESD47 規格に基づいて、新規デバイス、重要変更、製品ファミリに対する認定を行っています。TI はデバイスの生産性も評価しており、シリコン フローと組み立てフローの堅牢性を検証する方法で、お客様への継続的な製品供給を実現しています。

TI は車載半導体製品に関してどのような認定基準を満たしていますか?

車載デバイスは、主に AEC (Automotive Electronics Council、車載電子部品評議会) の Q100 規格の意図に従った形で、業界標準の試験手法による認定を行っています。 AEC Q100 は、新製品と大規模な変更に対して推奨される認定要件と手順を規定した、自動車業界の標準です。  AEC-Q100 規格を満たす部品の詳細については、以下の「車載認定」セクションをご覧ください。 

AEC-Q100 認定済みの車載製品は、商用製品とどのような点で異なっていますか?

Q100 製品は、温度グレードに基づいて認定されます。Q100のストレス印加品は、信頼性試験前後にグレードによる高温および常温で前後の検査を実施します。コマーシャル品は信頼性ストレス印加後に常温でのみ検査します。 

温度グレードは、車載製品の認定と使用要件にどのような影響を及ぼしますか?

グレード 0 (-40℃ ~ 150℃)、グレード 1 (-40℃ ~ 125℃)、グレード 2 (-40℃ ~ 105℃)、グレード 3 (-40℃ ~ 85℃) は、互いに異なるストレス条件を規定しています。一般的に、車載アプリケーションで製品を使用する場所に基づいてグレードを決定します。たとえば、アプリケーションをエンジン ルーム内で使用する場合、グレード 0 を適用し、非常に温度の高い環境に耐える必要が生じます。この場合、デバイスのグレードに基づいて、認定要件はより厳格になります。

TI 製品の認定概要はどこに掲載されていますか?

TI 製品の認定概要は、TI.com をご覧ください。 詳細については、TI の  Qualification Summary Tool  をご覧ください。

TI 製品に対して高温動作寿命 (High Temperature Operating Life、HTOL) 試験を実施するのはなぜですか?

HTOL を実行する目的は、長期間にわたって高温条件下で動作させた場合のデバイスの信頼性を判断することです。 規定の温度と時間にわたり、これらの部品に対して規定の電気的バイアスを印加します。 

使用するデバイスが 2kV の人体モデル (HBM) ESD 試験に合格することに、どのような意義がありますか?

デバイスがこの定格を満たしている場合、IC を取り扱う製造時に通常の取り扱いが原因で ESD による過渡 (2kV) が発生したときでも、ESD が減衰するので、デバイスが破損する事態を防止できます。

WCSP (ウェハー レベル チップ スケール パッケージ) または BGA (ボール グリッド アレイ) パッケージに対して認定試験を実施する場合、コンポーネントはプリント配線基板 (PWB) に取り付け済みの状態ですか?

ストレス試験を実施する場合、コンポーネントをプリント配線基板 (PWB) に取り付けることもあります。

特定のストレスを印加する前に前処理を実施するのはなぜですか? また、前処理の加湿条件はどのような方法で決定されていますか?

このストレスを印加する目的は、基板実装時の半田付け工程の熱ストレスへの製品の耐性評価です。加湿条件はJEDECにより規定されています。またJEDECはIPC/JEDEC J-STD-020でMoisture Reflow Sensitivity Classification(湿度 リフロー耐性区分)を実施するよう規定しています。 

AEC-Q100 を満たす製品が欠陥ゼロを達成している、という説明は本当ですか?

AEC 委員会は、欠陥ゼロを最終的な目標として、欠陥を減らすために使用する必要のあるツールと手法の使用法に関するガイドラインを規定しています。いくつかの例として、DFMEA (Design Failure Modes and Effects Analysis、設計の故障モードと影響解析)、PFMEA (Process Failure Modes and Effects Analysis、プロセスの故障モードと影響解析)、SPC (Statistical Process Control、統計的プロセス管理) を挙げることができます。TI は、自社の設計プロセスと製造プロセスで、これらの欠陥低減システムを採用済みです。  

IATF16949 仕様とは何を意味しますか? また、TI ( テキサス・インスツルメンツ) はこの規格の認定を取得済みですか?

これは、自動車業界向けのグローバル品質管理システム規格です。TI ( テキサス・インスツルメンツ) の複数の製造拠点は、IATF16949 の認定を取得済みです。TI が取得済みの認定については、 こちらをご覧ください。

AEC-Q006 とは

AEC-Q006 は、AEC (Automotive Electronics Council、車載電子部品評議会) の認定規格であり、車載製品内で銅 (Cu) 配線によるインターコネクション (相互接続) を使用する部品に関する要件を規定しています。

TI 製品は最新の Q100 仕様に準拠していますか?

TI のデバイスは、デバイスのリリース時点で AEC-Q100 の最新バージョンの認定を受けています。 AEC ドキュメントは   http://www.aecouncil.com/ をご覧ください。

TI の製品ごとに、ESD-HBM と ESD-CDM の異なる定格が表示されるのはなぜですか?

各製品に対し、HBM と CDM の複数の電圧レベルで試験を実施しています。個別デバイスは、サイズやダイ サイズなど特徴の違いが原因で、感度も互いに異なっています。これらの違いは、合格する電圧レベルに影響を及ぼす可能性があります。 HBM 分類表は ANSI/ESDA/JEDEC JS-001-2017 に掲載されており、CDM のレベルは  JEDEC の JESD22-C101 に従います。

他社のデータシートは、より大きい値の ESD を掲載しています。TI の値がこれほど大きくないのはなぜですか?

TI は、試験の際に JEDEC の ESD 規格に従っています。場合によっては、「他社と同じ電圧で TI の部品の試験を実施したが、TI のデータシートはマージンを見込んで低い電圧を規定している」、という可能性もあります。この方法を採用する場合、その部品は長期にわたって確実にそのレベルを満たすことになります。コンポーネントにとって、業界標準の最小レベルは HBM が 1KV、CDM が 250V であり、基本的な ESD 管理方法を採用している最新の製品の製造と取り扱いの際に、これらの数値は安全な目標値と考えられます。

安全な ESD レベルについては、以下の ESD 協議会の記事を参照してください。

A Case for Lowering Component Level CDM ESD Specifications and Requirements

認定レポートの中で、一部のレポートはオートクレーブを使用し、他のレポートはバイアス印加なしの HAST (湿度と温度に関する加速ストレス試験) を使用していることに気付きました。これらは互いに条件が異なっていますが、互換性があると考えてよいでしょうか?同じ質問は、THB (Temperature Humidity Bias、温度湿度バイアス) と HAST に関連しています。これらに関して、ストレスを印加する時間と条件が異なっています。

JEDEC に従い、オートクレーブまたはバイアス印加なしの HAST を実施することができます。BGA (ボール グリッド アレイ) と WCSP (ウェハー チップ スケール) の各デバイスの場合、オートクレーブは推奨されていません。JEDEC に従い、HAST (Highly Accelerated Stress Test、高度加速ストレス試験) または THB ストレスを実施することができます。サブストレート付き BGA の場合、THB が推奨されています。THB の条件を加速する目的で、HAST を使用することもできます。

製品保管期間

お客様に納入した後、半導体製品の製品保管期間は、デバイスが使用している原材料の種類、製造条件、湿度感度レベル (MSL)、製品梱包で防湿袋 (moisture barrier bag、MBB) を使用しているかどうか、使用している乾燥剤の量、お客様側の保管条件など、多数の要因に基づいています。TI は、お客様側の適切な最小保管期間特性を満たす形で製品を供給できるように、社内製造と保管の各プロセスを注意深く制御しています。 TI の製品保管期間に関する一般的な質問については、以下をご覧ください。

お客様側の保管期間とは

お客様側の製品保管期間とは、「製造の安定性に影響を及ぼす可能性のある物理的な劣化を引き起こさずに、TI の製品をお客様側で適切に保管できる」期間の長さを指します。

TI は、顧客宛に出荷する前に製品をどのように保管していますか?

TI はすべての製品を、適切な防湿袋 (moisture barrier bag:MBB) と乾燥剤を使用して、湿度と温度を制御した環境で保管します。これらの防湿袋と乾燥剤は、JEDEC (Joint Electron Device Engineering Council:半導体技術協会) の J-STD-033C と整合性のある、湿度感度レベルに関する TI の内部仕様に基づいています。湿度、リフロー、およびプロセスの影響を受けやすいデバイスの取り扱い、パッケージ、配送、使用。TI は、長期保管に伴う潜在的なリスクをアプリケーション レポート『Component Reliability After Long Term Storage』と JEDEC の JEP160 に記載されているリスク アセスメント『Long-Term Storage for Electronic Solid-State Wafers, Dice and Devices』で評価しました。

顧客は通常の期間を上回る長さにわたって自社保管していた製品を使用しても大丈夫ですか?

お客様が製品の保管と取り扱いを適切に実施してきた場合、一般的な答えは、 はいです。 特定の半導体製品の正確なお客様側製品保管期間は、デバイスが使用している原材料の種類、製造条件、湿度感度レベル、製品梱包で防湿袋 を使用しているかどうか、使用している乾燥剤の量、お客様側の保管条件など、多数の要因に基づいて決まります。このような理由で、以下の詳細を検討した後でのみ、それらの製品を使用するかどうか決定するのが適切です。

TI のアプリケーション レポート『Component Reliability After Long Term Storage』では、プラスチックで封止された IC を倉庫 (制御されていない屋内環境) に長期間保管する場合に発生するリスク要因と、デバイスの品質と信頼性をお客様に保証するために必要な原材料と慣行について説明しています。

TI の製品保管期間アプローチには、どのような利点がありますか?

TI は社内製造と流通の各プロセスで注意深い制御を実施しているので、適切な製品保管期間特性を満たす製品を供給し、在庫を適切に管理することができます。その結果、お客様への供給の確実性をいっそう向上させやすくなります。TI は製品保管期間アプローチを通じて、お客様の側で以下のような利点を実現しています。

  • 製品供給の確実性の向上
  • 製品の在庫確保とリード タイムの短縮。
  • 寿命終了 (End-of-Life、EOL) への対処方法の改善。
  • TI から購入した純正部品に対する保証。
  • TI は、製品を管理された環境内で保管し、適切に取り扱うことを保証しています。

製品保管期間中に製品を最善の方法で保護するにはどうすればよいでしょうか?

袋や箱を使用できる期間の長さについては、袋や箱に記載のある MSL (Moisture Sensitive Level:湿度感度レベル) 情報をご覧ください。使用期間は変わりません。

製造工程で使用する前に、製品のベーキングを実施する必要がありますか?

一般的に、製品を適切に保管していた場合、製造工程で使用する前に製品のベーキングを実施する必要はありません。また、TI は製品保管状況の低下を確実に防止するために、MBB (防湿袋) 内に HIC (Humidity Indicator Card:湿度表示カード) も同梱しています。HIC がピンク色になっていて、>10% レベルに達したことを示している場合、MBB 内の製品を使用する前にベーキングを実施する必要があります。湿度に対するすべての原材料の安定性を保証するために、出荷前に TI の PDC (Product Distribution Center、製品流通センター) が対処します。再包装を必要とするどの製品でも、製品に記載される封入日は、その製品が再包装された日を示します。

環境

TI の目標は、環境、お客様および従業員の健康と安全性、従業員の生活と会社の事業を営む地域社会をいずれも保護および維持できる方法で、業務を遂行することです。TI の材質内容 (使用原材料)、環境関連法令順守、鉛フリー、紛争鉱物の情報に関するよくある質問とその回答をご覧になるには、以下を参照してください。

環境関連法令順守に関する TI の製品における立場はどのようなものですか?

TI では、環境関連法令順守と製品管理責任を真摯に受け止めています。TI のコミットメントは、有害物質 (TI はこれを RCM (規制化学物質と原材料) と呼んでいます) に関するルールや規制で要求されていることを遂行するだけにとどまりません。

TI の目標は、環境、お客様および従業員の健康と安全性、そして私たち皆が生活と事業を営む地域社会をいずれも保護し、維持できる方法で、業務を遂行することです。

詳細は、 環境情報 (Eco 情報)  ページをご覧ください。

TI の鉛フリー コンバージョンに関する情報はどこで入手できますか?

TI の 鉛フリー (Pb-free) への転換 ページをご覧ください。

紛争鉱物に関する TI の方針はどのようなものですか?

TI は、コンゴ民主共和国 (DRC、旧ザイール) やその隣接地域に位置する鉱山で採掘された鉱物の購入が国際的に重要な懸念になっていると確信しており、サプライ チェーンと緊密に協力し、TI の製品が紛争地域由来の鉱物を含有していないことを確認しています。TI は業界の方針とガイドラインを採用しており、業界団体に積極的に参加し、資料の提供、情報の収集、業界の慣行全体の改善を進めています。 

詳細は、TI の 紛争鉱物ページをご覧ください。

環境責任に関する TI の立場はどのようなものですか?

TI には、環境に対する責任に取り組んできた長い歴史があり、世界各地の自社拠点における環境実績と効率を継続的に改善するために努力しています。

詳細は、TI の 環境と社会に対する責任 ページをご覧ください。

TI の製品または使用原材料に関する情報はどこで入手できますか?

デバイス固有の使用原材料については、TI の  使用原材料検索 ツールをご利用ください。  単一または複数の型番を NBE で検索できます。 結果には、コンプライアンスステータスの概要表&環境定格が含まれており、特定の TI 型番ごとに詳細な資料コンテンツ情報へのリンクが掲載されています。 

TI 製品のリサイクル可能性はどのようなものですか?

TI は、部品メーカーおよび消費者向けデバイス メーカーという両方の立場で、製品の寿命終了と廃棄に関連する課題に取り組んでいます。

詳細は、TI の 環境への取り組み ページをご覧ください。

使用原材料の検索で、製品の規制準拠ステータスをどのように判断しますか?

RoHS の要件とステータス

2003 年 1 月 27 日、欧州連合 (EU) は "電気および電子機器における特定有害物質の使用制限" (別名 "RoHS") 法案 (指令) 「2002/95/EC」を可決し、2006 年 7 月 1 日に施行しました。TI の最新の  RoHS に関する声明 は、 環境情報ページに掲載されています。この指令は、関連付けた最大スレッショルド (含有量のしきい値) を通じて、均等 (原材料) レベルで以下の各物質に制限を加えました.

1 鉛 (Pb)
0.1% (1,000ppm)
2 水素 (Hg)
0.1% (1,000ppm)
3 六価クロム (Cr6+) 0.1% (1,000ppm)
4 カドミウム (Cd) 0.01% (100ppm)
5 ポリ臭化ビフェニル (PBB) 0.1% (1000ppm)
6 ポリ臭化ジフェニルエーテル (PBDE) 0.1% (1000ppm)

その後、この指令は複数回更新されました。主な更新は 2011 年 6 月 8 日の 2011/65/EU であり、適用除外の期限を 2011 年から将来の日付 (大半は 2016 年中) に改定しました。 2015 年 6 月 4 日リリース、2019 年 7 月 22 日発効の修正条項 EU 2015/863 は、6 種類の制限物質を規定した従来のリストに対し、4 種類のフタル酸エステルを追加しました。

今後も修正条項が継続的にリリースされる見込みです。修正条項のリリース時点で、必須になる可能性のある適用除外に関する情報を含め、TI は資料と要件の保守管理を実施する予定です。

RoHS のフィールド内にあるデータ フラグは次のとおりです。

はい: EU RoHS に完全準拠、適用除外は不要

RoHS 適用除外: 除外の対象として、EU RoHS に完全準拠

いいえ: EU RoHS に準拠していません

RoHS 制限物質 – ppm 計算

ppm の計算は均質原材料レベルで実施しており、各 RoHS 物質に関するワーストケースの ppm を意味します。 

PPM = (物質の質量 / 原材料の質量) * 1,000,000 * 原材料に占める各 RoHS 物質の合計量。

例: リードフレーム内の鉛 (Pb) の例:

(鉛の質量:0.006273mg / リードフレームの合計質量:62.730001mg) * 1,000,000 = 100ppm

REACH ステータス

欧州連合 (EU) の REACH (Registration Evaluation, Authorization and restriction of Chemicals、化学物質の登録、評価、認可および制限) 規則のことであり、SVHC (Substances of Very High Concern、高懸念物質) と、REACH Annex XVII (付属書 17) による制限物質がリストに掲載されています。REACH 規則の SVHC リストは通常は 1 年に 2 回更新され、REACH Annex XVII (付属書 17) のリストは必要に応じて更新されます。 TI の最新の REACH に関する声明は、環境情報ページに掲載されています。

REACH のフィールド内にあるデータ フラグは次のとおりです。

はい: EU REACH に完全準拠。

影響を受ける:REACH 規則が規定する SVHC (高懸念物質) の含有率がスレッショルド 0.1% REACH 記事スレッショルドを超えている場合にのみ使用されます。 スレッショルドを超えるすべての REACH 規則が規定する SVHC (高懸念物質) の含有率は使用制限されませんが、スレッショルドを上回る場合は、詳細な情報を入手する必要があります。

いいえ: EU REACH に準拠していません。REACH Annex XVII の下にある制限物質は、許可されているアプリケーション以外に含まれています。

グリーン ステータス

TI の「グリーン」の完全な定義は、環境情報ページに掲載されている TI Low Halogen (Green) Statement にあります。

「グリーン」のフィールド内にあるデータ フラグは次のとおりです。

はい: TI の「グリーン」定義に完全準拠。

いいえ: TI の「グリーン」定義に準拠していません。

IEC 62474 DB ステータス

IEC 62474 データベース (IEC 62474 DB) は、制限物質、用途、スレッショルド (含有率などの基準値) に関する世界的な法規制リストであり、IEC 62474 検証チームの委員会が管理する電子機器製品に適用されます。このリストは以前は JIG-101 でしたが、2012 年に IEC 62474 データベースに移行されました。

RoHS 要件に準拠している TI 製品は、IEC 62474 データベース (旧 JIG、ジョイント インダストリー ガイドライン) が定義する物質とスレッショルドにも完全に準拠しています。

IEC 62474 データベースのフィールド内にあるデータ フラグは次のとおりです。 

はい: IEC 62474 DB に完全準拠。

影響を受ける: スレッショルドを超えている場合の REACH 規則が規定する SVHC (高懸念物質) の使用について IEC 62474 DB に準拠。REACH 規則の SVHC に関する使用制限ではありませんが、含有率がスレッショルドを超えている場合は追加情報の提示が必須です。

いいえ: IEC 62474 DB に準拠していません。

ppm から質量パーセンテージへの変換表

各物質は、PPM (100 万分の 1) 単位と質量 % で報告します。 PPM と質量 % の変換に関するクイック ガイドは次のとおりです。

1ppm = 0.0001%

10ppm = 0.001%

100ppm = 0.01%

1000ppm = 0.1%

10000ppm = 1.0%

質量 (mg)

ミリグラム単位で表記した、代表的なデバイスの重量 (型番ごと) です。 原材料および物質レベルの詳細情報も mg で報告されます。

規制化学物質テスト レポート

物質含有量報告書に記載されている均質成分の定量分析レポート。 このデータは、主要な制限物質の含有量への準拠を独立して確認します。

リサイクル可能な金属 - ppm

WEEE 指令 (Waste Electrical and Electronic Equipment) によってリサイクル可能な金属への関心が高まっています。TI は、質量 (mg) および ppm レベルで値を報告します。 WEEE については、ppm の計算は、部品レベルで行われます。 ppm 計算する例では、金含有量に従います。

例:ppm= 1,000,000 * 部品中に占める金 (ゴールド) の合計量 (mg) / 部品の合計重量 (mg)

金の合計量 = 0.23mg & 部品の合計重量 = 128mg

1,000,0000 * 0.23 mg 金 / 128mg 部品 = 1,797 ppm

認証

ISO 9001、ISO 14001、IATF 16949 に関する TI の認証取得ステータス、また UL (Underwriters Laboratories) の規格情報に関する質問と答えを検索できます。

TI は ISO 9001、ISO 14001、ISO/TS16949 のような文書化された品質マネジメント システムの認証を取得済みですか?

TI は 1996 年以降に ISO(国際標準化機構)の品質マネジメント システム(ISO 9001)と環境マネジメント システム(ISO 14001)の認証を取得しており、その時点以来、ISO 要件への適合を維持し続けています。 

TI は、TS 16949 も認証済みです。TS 16949 は、グローバルな自動車業界向けの、国際品質システム規格です。

詳細は、 TI の認定取得情報をご覧ください。

TI は、UL94 可燃性定格規格に準拠した成形化合物を使用していますか?

TI の半導体製品に使用されているプラスチック封止材料は、製品データシートに特に記述のない限り、UL 94 難燃性分類 V-0 の要件を満たしています。

TI はソニーとのグリーン認証を維持していますか?

ソニーは同社へのサプライヤに対し、2 年ごとにソニー グリーン パートナー認証を更新することを求めています。各製造拠点で認証を受ける必要があります。 

TI のキヤノン グリーン認証取得状況をどこで確認できますか?

キヤノン グリーン認定取得状況を こちらで確認できます。

車載 PPAP

PPAP (Production Part Approval Process、生産部品承認プロセス) は、自動車業界向けに製品情報を顧客へ提出し、出荷の承認を得るために制定された業界標準プロセスであり、Automotive Industry Action Group (AIAG) によって定義されています。 TI は、製品データシートに「車載向け認定」と記載された製品を購入するすべてのお客様に、PPAP 資料を提供します。 TI の車載 PPAP プロセスに関する一般的な質問は、以下に記載されています。

PPAP とは何ですか。

PPAP (Production Part Approval Process、生産部品承認プロセス) は、自動車業界向けに製品情報を顧客へ提出し、出荷の承認を得るために制定された業界標準プロセスであり、 Automotive Industry Action Group (AIAG)  によって定義されています。 TI は、製品データシートに「車載向け認定」と記載された製品を購入するすべての顧客に、TI の PPAP 文書を提供します。 詳しくは、AIAG『PPAP マニュアル 第 4 版』を参照してください。 

TI はどの製品を対象として PPAP を提示しますか?

車載アプリケーション向けに認証済みのアクティブ製品です。 TI は、単一の特定の注文可能パーツ番号に対して PPAP 文書を提供します。

PPAP の想定顧客は、TI の車載製品を使用して自社アプリケーションを設計し、自動車業界の要件に応じて PPAP に従っている顧客です。

TI に PPAP をリクエストするにはどうすればいいですか?

PPAP 資料のリクエストは、 こちらからできます。

リクエスト後、TI が PPAP を提示するまでにどれくらいの期間を要しますか。

レベル 1 の PPAP 資料は、リクエストと同日または翌営業日の受領を期待できます。それより高いレベルのリクエストに関しては、具体的なリクエストに応じ、2 ~ 4 週間を要します。

PPAP リクエストを開始するには、どのような情報が必要ですか?

  • TI で注文可能な型番
  • 顧客側型番 (必要な場合)
  • PPAP レベル
  • 顧客 IMDS ID (IMDS 申告が必要な場合)
  • TI の PCN 番号は、お客様が TI から受け取る PCN レターの上部に記載されています (PCN PPAP をリクエストの場合)

PPAP を何回リクエストできますか?

TI の型番と顧客側製品型番の組み合わせごとに、1 つのリクエストのみを送信できます。ただし、リクエストが処理済みで、ステータスが「Pending Customer Approval」 (顧客の承認待ち) または「Closed」 (完了) の場合、リクエストを変更できます。

PPAP 概要ページから「request changes」(リクエストの変更) をクリックすることで操作できます。 承認されると、PPAP はロックされ、変更できなくなります。

最初に L1 PPAP をリクエストし、続いて、それより高いレベルの PPAP をリクエストすることはできますか?

リクエストが処理済みで、ステータスが「Pending Customer Approval」 (顧客の承認待ち) または「Closed」 (完了) の場合、リクエストのレベルを変更できます。

PPAP 概要ページから「request changes」(リクエストの変更) をクリックすることで操作できます。 承認されると、PPAP はロックされ、変更できなくなります。

間違って、PPAP を承認してしまいました。この段階で何をすればよいでしょうか?

TI カスタマー サポート センターにお問い合わせください。その際、承認を取り消したい PPAP リクエスト番号を明記してください。  TI は、お客様のケースを確認し、承認の取り消しが可能かどうかを判断します。  PPAP の承認は、7 日経過後、または TI が注文を受領した時点のいずれか早い方で、取り消し不能となりますのでご注意ください。

私が保留している PPAP を表示するにはどうすればいいですか?

 PPAP リクエスト ポータル にアクセスすると、お客様ご自身による PPAP のリクエストをすべて表示できます。

PPAP を承認できるのは誰ですか?

お客様がリクエストされたどの PPAP も、お客様ご自身で承認できます。またはどの TI 従業員も、口頭または書面によるコミュニケーションに基づいて、お客様の代理で承認することができます。

TI.com 経由で開示を受けた PPAP に対して、お客様は 21 日以内に確認と承認を行う必要があります。リクエストの変更も、この期間内に TI 宛に提出する必要があります。お客様が 21 日以内に PPAP を承認しなかった場合、お客様の代わりにシステムが自動的な承認を行います。 さらに、注文を行った時点で、注文前に提供された最新の PPAP を承認したものとみなされます。

PPAP リクエストを開始しましたが、リクエストを完了させる準備ができていません。どのようなオプションを利用できますか?

PPAP リクエスト フォームは迅速かつ簡単に入力できます。必要な入力項目は 10 項目未満です。 TI は、PPAP リクエストを開始する前に、必要な情報を確認することを推奨しています。

L3 PPAP をリクエストできません。どうすればよいですか?

この問題の解決については、 TI カスタマー サポートまでお問い合わせ ください。

PPAP を確認するために、より多くの時間が必要です。どうすればよいですか?

延長を要望するには、 TI カスタマー サポートまでお問い合わせ ください。

PPAP に記載されている IMDS 送信番号に問題があります。どうすればよいですか?

この問題の解決については、 TI カスタマー サポートまでお問い合わせ ください。

車載および高信頼性 (HiRel) 製品の品質

車載および高信頼性 (Hi Rel) 製品の品質と信頼性は、お客様にとって大きな懸念事項です。産業用、宇宙、航空、防衛の各市場に適した TI の車載対応製品と高信頼性製品に関する品質関連の質問とその回答を以下 でご確認いただけます。

TI はオートモーティブ グレード認定取得済みのデバイスを販売していますか?

はい、TI は現在の自動車に対する革新的なテクノロジーを幅広く提供しています。詳細については、 こちらをクリック してご確認ください。

TI はミリタリー グレード認定取得済みのデバイスを販売していますか?

はい。TI の宇宙、航空、防衛製品の詳細については、 こちらをクリックしてご確認ください。

ミリタリー デバイスのパッケージ製品ラインアップはどこで参照できますか?

TI の HiRel 製品ラインアップには、幅広い動作温度範囲に対応する、エンハンスド プラスチック(EP)パッケージやフル ミリタリー クラス セラミック(QML)パッケージに入った製品が用意されています。TI は、拡張温度範囲や耐放射線動作範囲に対応し、QML Class Q および V (MIL-PRF-38535 の認証済み)、MIL-STD-883、Class-B の各準拠製品ラインで構成された幅広い製品ラインアップを提供しています。製品ラインアップ全体については、TI の航空宇宙 / 防衛製品 のページをご覧ください。

宇宙の放射線データは利用できますか?

はい。TI は、MIL-PRF-38535 QML Class V コンポーネントおよび Radiation Hardness Assured (RHA) を通じて、宇宙アプリケーションをサポートしています。詳細については、TI の 宇宙と放射線データ のページをご覧ください。

ミリタリー/HiRel 製品のプロセス フローを教えてください。

TI の  military and HiRel products process flows をご覧ください。

ソフト エラー レート (SER)

ソフト エラーは、メモリとシーケンシャル素子が保持しているデータの状態に影響を及ぼし、地球上の環境で自然発生するランダムな放射線によって引き起こされます。SER やそれに関連して考えられる原因、SER に影響を及ぼす要因、SER の推定方法も含め、基本的な質問とその回答をご覧になるには、以下を参照してください。

SER とは

SER は、ソフト エラー レートの略称です。ソフト エラーは、メモリとシーケンシャル素子が保持しているデータの状態に影響を及ぼし、地球上の環境で自然発生するランダムな放射線によって引き起こされます。 欠陥または磨耗による信頼性の低下を原因とするハード エラーとは対照的に、ソフト エラーは通常、回路自体に損傷を及ぼすことはありません(したがって、「ソフト」という呼び名が採用されています)が、記憶されているデータ、または回路の状態が悪影響を受けます(デジタル回路の場合、ソフト エラーは、「1」というデータ状態が誤って「0」に入れ替わること、またはその逆に変化することになります。)。

データ エラーが発生したメモリ アドレスに新しいデータを上書きすると、システムは正常に動作するようになります。ソフト エラーが引き起こした故障率、つまり SER は、FIT 率 (Failure in Time、故障率) または FIT/Mbit (メガビットあたりの FIT 数) という形で報告されます (メモリに注目した場合)。発生率の観点で言えば、SER は、(偶発的な放射線以外の) 他のあらゆるメカニズムとの組み合わせによって生じるハード エラー (故障) より、数倍多くなります。ソフト エラーは、シングル イベント アップセット (SEU、1 回限りのデータ化け) と呼ばれることもあり、単発の放射線イベントがデータの破損を引き起こすという事をより的確に捉えています。

SER を引き起こす原因は?

グリッチ、ノイズ、電磁干渉など、SER には多くの潜在的な原因がありますが、認定を受けた製造プロセスで製造され、適切に設計された回路における SER の支配的な原因は、粒子放射線です。

地球環境で懸念材料となる主な放射線は、チップの材料自体に含有されている不純物 (放射性同位体を含む) から放射されるアルファ粒子です (アルファ粒子は長距離にわたって移動することはできないので、シリコンに到達するアルファ粒子は通常、チップ自体の内部にある材料から放射されたものです)。また、常に発生している宇宙の中性子束は、海面レベルでおよそ 13n/hr-cm2 (1 平方 cm に 1 時間あたり 13 個の中性子 (ニュートロン)) であらゆる物質に降り注いでおり、航空機の高度では最大 26,000n/hr-cm2 に達します。 

アルファ粒子に起因する SER は、超低アルファ (ULA) の材料を採用する方法で最小化できますが、それでも最少数のアルファ粒子が発生し、非常に貫通性の高いこの粒子を簡単にシールドすることは不可能なので、特定のレベルの SER が発生するという現実を受け入れる必要があります。SER をさらに低減できる数少ない方法は、放射線イベントによって収集される電荷の量を減少させるプロセス (たとえば、シリコン オン インシュレータ、SOI) を使用すること、またはより一般的な手法として、冗長回路を使用することです (たとえば、メモリ内のエラー訂正機能)。

SER に影響を及ぼす要因は?

製品のテクノロジーは SER にある程度の影響を及ぼしますが、より重要なのは、デバイス内に搭載されている SRAM とシーケンシャル ロジックの量です。通常、保護されていないメモリを多数搭載しているデバイスは、SER が高くなります。

低消費電力を目的として低い電圧を使用しているテクノロジーは、SER が高くなる傾向にあります。データ状態は電圧によって定義されているので、電圧が低くなると、信号の電荷量が減少し、デバイスは放射線によって引き起こされる電荷過渡の影響を受けやすくなります。メモリでエラー訂正機能を採用すると、SER を大幅に低下させることができます。ULA 材料を使用すると、SER のうちアルファ粒子による寄与を低減できます。

残りの SER を引き起こす中性子をシールドする目的で実施できる対策はほとんどありません。実際、地上用途に比べると、航空電子機器用途では中性子束が 100 倍から数千倍に達するので、SER はかなり高くなります。

SER の許容されるレベルは規定されていますか?

いいえ。 SER の「許容されるレベル」に関する規格は存在していません。その原因は、「受け入れ可能な」SER は、アプリケーションの種類や、搭載されているメモリの量、メモリが保護されているかどうか、デバイスがどこで動作しているか (たとえば、地表レベルか、航空機の高度か、など) に依存するからです。

ビット故障の重大度を評価する際にこれら多くの要因が関係しているので、DSP やマイコンのような具体的な汎用パーツに対して単一の指標を適用することはできません。受け入れ可能な故障の水準は、製品のアプリケーション、ソフトウェア、アプリケーションのさまざまな種類に基づいてお客様が決定する必要があります。

この具体的な質問に答えるための最初の手順は、いっそうの対策が必要かどうかを判定するためのソフト エラーの上限に関する何らかの判断基準を確定することです。

SER はどのように判定されていますか?

アルファ粒子と中性子を使用した放射線試験を実施するための標準として使用されているのは、JEDEC の JESD89A「Measurement and reporting of alpha particle and terrestrial cosmic ray induced soft errors in semiconductor devices」 (アルファ粒子と地球環境における宇宙線が半導体デバイスで引き起こすソフト エラーの測定と報告) 試験規格です。この規格を策定する際に、TI は業界の主要な参加者の 1 社として参加しました。

TI は全般的に製品の SER 試験を実施していませんが、SER を高精度でモデル化できるように、製品レベルの SRAM アレイとシーケンシャル ロジック アレイを搭載した試験用チップを設計しました。これらはオンラインの SER 推定カリキュレータに組み合わされており、この組み合わせを使用して、CMOS テクノロジー (350nm ~ 20nm) で製造された任意の TI 製品の SER の上限を測定することができます。外部のお客様がこのカリキュレータを使用するには、NDA (非開示契約) の締結が必要です。

銅線 / SMT / 熱

銅配線、表面実装テクノロジー、熱関連の事項に関する一般的な質問とその回答を以下でご確認ください。

銅線デバイスに関する詳細な情報をどこで入手できますか?

銅配線ボンディングの利点、利用可能な銅配線サイズ、銅線の物理的 / 機械的特性については、TI の『 大量銅線ボンディング製造への道のり』ホワイトペーパーをご覧ください。

表面実装に関する TI の推奨事項は何ですか?

個別のパッケージの表面実装に関する推奨については、「 SMT とパッケージングに関するアプリケーション・ノート 」ページをご覧ください。

熱設計ツール、熱解析、熱関連 FAQ はどこで入手できますか?

TI の WEBENCH®  銅配線、表面実装テクノロジー / 熱に関する FAQ  ページ  は、設計ツール、ラボの解析と推奨、学習、FAQ を含め、熱システムを理解および設計するために必要なツールと情報に簡単にアクセスする手段を提供しています。

QFN/SON パッケージ

TI の QFN/Son パッケージには、設置面積が小さい、薄型パッケージ、優れた放熱特性など、多くの利点があります。TI の QFN / SON パッケージング テクノロジーの利点と、QFN / SON デバイスを取り扱う際のベスト プラクティスに関する質問とその答えは以下を参照してください。

QFN/SON とは?

QFN / SON とは、プラスチック製小型アウトラインを採用し、パッケージ本体から外側に伸びるリード端子が付いていないパッケージです。接点パッドは露出しており、パッケージの底面と面一 (同一の高さ) になっています。

QFN/SON にはどのような利点がありますか?

  • 小フットプリント (PCB 実面積の節減)
  • 薄型パッケージ (パッケージの高さ< 1mm)
  • 優れた放熱特性 (露出したサーマル パッドを基板にはんだ付けすると、ダイからボードへの熱伝導に最適な経路を実現可能)
  • 接触型パッドのサイズ小型化、フォーム ファクタ、位置を通じて、基板上の他の部品の近くに各種パーツを配置可能
  • パッケージのリード インダクタンスは無視できる小ささ
  • 標準的な表面実装機器と、PCB アセンブリのフローを使用
  • このパッケージには、鉛の共平面性という問題はなし

QFN/SON パッケージには、ピン数、パッケージ サイズ、ピッチに関するどのような選択肢がありますか?

QFN/SON パッケージは、さまざまなピン数、パッケージ サイズ、ピッチで提供されています。詳細は、TI パッケージの検索をご覧ください。

TI は引き続き LLP を提供しますか?

QFN / SON は LLP と同じことを意味します。LLP は、「leadless lead frame package」(リードレス リード フレーム パッケージ)の略称であり、以前、National Semiconductor が QFN / SON を指して使用していた用語です。"TI は、LLP を TI の QFN/SON パッケージに統合しました。詳細は、 TI パッケージの検索 をご覧ください。

TI は、デュアル ロー(2 列)またはマルチ ロー(複数列)の QFN/SON を提供していますか?

はい、TI はデュアル ロー QFN を提供しています。TI パッケージの検索で、VQFN-MR と WQFN-MR の各パッケージング内にある各種オプションを表示できます。

QFN/SON に関して、推奨の表面実装テクノロジー (surface mount technology、SMT) とリフロー プロファイルはどのようなものですか?

QFN に関する SMT の推奨については、 こちらをご覧ください。 QFN/SON  と  multi-row (複数列) QFN  に関するアプリケーション ノートには、詳細も掲載済みです。

アプリケーション ノートには、詳細も記載されています。

QFN/SON に関する一般的なガイドラインは、TI の Quad Flat Pack No-Lead Logic Packages アプリケーション ノートに掲載されています。 PCB の設計、ステンシル(金型など)の設計、SMT アセンブリ手順などを実施する際に、SMT プロセスが成功するように、エンド ユーザーは、TI の経験に基づいて推奨されるこれらのガイドラインに従うことが重要です。

QFN/SON の接地面積はどこで確認できますか?

 こちら をクリックした後、検索ツールに TI の型番を入力して詳細をご確認ください。

TI の QFN/SON パッケージは、鉛フリーまたは有鉛ペーストと組み合わせて使用できますか?

はい、TI が QFN / SON で採用しているリード端子の仕上げは、鉛フリーと有鉛ペーストの両方で使用可能です。詳細は、半田メーカーの推奨するリフロー プロファイルをご確認ください。

このパッケージは、どの MSL (moisture sensitivity level、湿度感度レベル) を満たしていますか?

MSL レーティングとピーク リフロー温度については、製品固有の製品フォルダをご確認ください。製品フォルダ内の「購入と品質」セクションにこれらの情報が掲載されています。&たとえば、TI.com で特定の製品を検索し、デバイスのページで、「購入と品質」をクリックします。&

AN-1187 というアプリケーション ノートはどこで入手できますか?

アプリケーション ノート AN-1187 は変換され、現在は  Leadless Leadframe Package (LLP) (リードレス リードフレーム パッケージ) になっています。

ウェハー レベル チップ スケール パッケージ

TI の WCSP パッケージング テクノロジーには、小型フットプリントなどの利点があり、幅広いアプリケーションに適しています。TI の WCSP パッケージング テクノロジーの利点と、WCSP デバイスを取り扱う際のベスト プラクティスに関する質問とその回答については、以下をご覧ください。

WCSP とは

WCSP は、以下の特長があるパッケージング テクノロジーです。

  • パッケージ サイズがダイ サイズに等しい
  • I/O 数あたりのフットプリントが最小
  • インターコネクト レイアウトは、0.3、0.34、0.4、0.5mm の各ピッチで入手可能

WSCP パッケージとの組み合わせで、Non-Solder Mask Defined (非半田マスク定義、NSMD) または Solder Mask Defined (半田マスク定義、SMD) どちらの PCB パッドを使用するべきですか?

表面実装パッケージでは、次の 2 種類の PCB ランド パターンが使用されています。

  • 非ハンダ マスク定義 (NSMD)
  • 半田マスク定義 (SMD)
  • WCSP の場合、NSMD 構成が優先されます。SMD 構成に比べて、銅のエッチング プロセスをより厳格に制御でき、PCB 側のストレス集中ポイントを減らすことができるからです。
  • 半田接合部のスタンドオフをより信頼性の高いものにするため、1 オンス以下の銅層を推奨します。 銅箔の厚さが 1 オンスを超えると、有効な半田接合部のスタンドオフが低くなり、半田接合の信頼性に悪影響を及ぼす恐れがあります。
  • NSMD 構成を使用する場合、ランド パッド接続点におけるトレース (パターン) の幅は、パッドの直径の 66% を上回らないようにしてください。

お客様からの返却

お客様が目にした問題を TI 側でより的確に理解できるように、問題が発生した場合、デバイスとテスト条件に関する詳細で正確な情報を提出してくださるように、TI はお客様に要望します。これにより、TI の返信プロセスをより効率的に実施できます。必要なデバイス情報を特定する手順を確認するには、以下を参照してください。詳細については、お客様からの返却を確認してください。

定義

顧客側の型番 - TI のデバイスを識別するために、お客様が使用している別の型番

顧客参照 / 追跡番号 - お客様のご注文を追跡するために、配送の目的で使用した番号

顧客ユニット ID - 返却対象デバイスにお客様が割り当てた型番

納品書番号 -  品目を配送する際に、お客様のご注文の中で 1 つまたは複数の行品目に対して割り当てた番号 

希望返品数 - TI に返品しようとするデバイスの個数 

機能的な問題 - デバイスが期待どおりに動作しない問題 (出力がない、消費電流が過剰、スイッチングしない、など) 

ご注文番号 - TI へのご注文が完了した後、お客様が受け取った番号

PPM (Parts per million、百万分の一) - デバイスの故障率を、デバイス 100 万個あたりの故障数で表した値

プログラマブル製品 - 特定のコードをデバイスに送信する方法で、その動作と出力をカスタマイズできるデバイス。デバイスには通常セキュリティ キー コードがあり、手続きを進めるにはそのコードを入力する必要があります。 

購入ご注文書 (PO) 番号 - お客様からの個別のご注文に対して、TI が外部向けに割り当てているご注文書番号

販売注文 (SO) 番号 - お客様からの個別のご注文に対して、TI が内部向けに割り当てている番号。複数のデバイスや、複数の配送と日付に対して、単一の販売注文番号を割り当てることも可能です。 

TI 販売特約店 - 以下の利点を実現できるように、TI は TI 販売特約店からのご購入を強くお勧めしています。

  • トレーサビリティが確保された正規の TI デバイス
  • TI の品質規格に基づく取り扱いと保管
  • 最新の技術情報と製品情報を反映するサポート

未承認の販売元からご購入になった場合、偽造デバイスや、元の製品に比べて品質や信頼性が低下したデバイスを受け取るリスクが発生します。このような理由で、未承認販売元を経由した返却を受け付けないことがあります。 

TI store - 30,000 種類以上のリアルタイム在庫を確保している TI のオンライン ストア店頭 

TI (直接購入) - 購入ご注文書 を使用して完了させる、TI との直接のお取り引き 

合計故障数量 - デバイスのご購入履歴の中で、故障したデバイスのユニット総数 

継続的なユニット総数 - 一定の期間にわたって顧客の製造プロセスで消費した TI デバイスの数 (たとえば、「4,500 TI devices total were run in our manufacturing processes during the last month」 (最近 1 か月のうちに当社の製造プロセスで継続的に消費した合計 4,500 個の TI デバイス))。

ワイヤレス コネクティビティ無線製品 - Bluetooth (BT)、FM (周波数変調)、ワイヤレス LAN (WLAN)、GPS (グローバル ポジショニング システム) などの各種アプリケーションで採用されている TI デバイス。

基板のメーカーを TI が把握しておく必要があるのはなぜですか?

基板を製造する際に使用する部品とプロセスは企業によって異なります。基板の製造元を把握しておくことで、デバイスに影響し得る特定の条件を理解でき、性能に問題があるかもしれない場合に原因を突き止めやすくなると考えられます。

返品保証 (RMA) 番号が重要なのはなぜですか?

返品保証 番号は、お客様から懸念が寄せられた場合に TI がその調査を行うために使用する番号です。返品、返金、または交換は、この番号で追跡されます。お持ちのデバイスを TI の営業担当者または TI store からご購入になった場合、RMA 番号を取得するには  TI カスタマー サポートにお問い合わせ ください。 TI 販売特約店を介してデバイスを購入された場合は、その販売特約店に RMA 番号をお問い合わせください。

出荷トレース コード(STC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

出荷トレース コードとは、(1T)の横の TI 配送ラベルに記載されている 10 文字の識別コードです。

ロット トレース コード(LTC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

ロット トレース コードとは、各 TI デバイスに付けられた 7 桁のコードで、1 回の組み立て制御フローで処理されたシングル ロットを表します。1 行または 2 行で表示される場合があります。このコードはマーキングと一緒にデバイスの上面に記載されています。

LTC の製品マーキングの例は、製品マーキングの検索でご確認になれます。 

ダイ トレース コード(DTC)とは何ですか?どこでそれを確認することができますか?

ダイ トレース コード(DTC)とは、大型 DLP デバイスに記載されている 7 桁の数字で、LTC の横にあります。DTC はダイ情報の追跡に使用されます。以下の例をご覧ください。

返却の優先レベルを判断するにはどうすればよいですか?

優先度が高い返却となるのは、製造に影響を与える問題、現場での故障数の大幅な増加、優先度が高い顧客プロジェクト、または新たにリリースされた顧客プロジェクトに関する問題を伴う返却です。こうした基準に該当せず、低優先度にも指定されない返却は、通常の優先レベルで処理されます。

アプリケーションの把握が必要な理由は?

アプリケーションの詳細を把握することで、適切な事業部に通知し、返却されたデバイスを適切なリソースに評価させることができます。

問題の発生環境が重要な理由は何ですか?

デバイスに問題が発生したステージを把握することで、デバイスが耐えた時点までのバイアスと環境の条件がわかります。この情報は、問題の原因を特定するのに役立ちます。

どのような問題が「電気的」な問題に該当しますか?

  • 機能的な問題  – 返却対象デバイスが期待どおりに動作しません (出力がない、消費電流が過剰、スイッチングしない、など)
  • パラメータの問題  – 返却対象デバイスは動作していますが、その出力値が仕様の範囲外に多少逸脱しています。
  • 開路 / 短絡  – 返却対象デバイスのいずれかのピンで継続的な問題が発生しています。
  • インピーダンス測定値  – インピーダンスとして得られた抵抗測定値が、特定のピンが仕様の範囲外であるときに対応しています。
  • プログラミングの問題  – プログラミングの問題が発生するのは、デバイスがプログラミングの値 (書き込もうとした設定値) を受け入れない、プログラミングした値を保持しない、または誤った方法でプログラムされる場合です。処理を進めるには、プログラミングの条件、使用されているソフトウェアとハードウェアに関する追加情報が必要です。

どのような問題が機械的または外観の問題に該当しますか?

  • キャリア  – テープ アンド リール、チューブ、トレイなど、デバイスのコンテナ (格納容器) に問題があります。
  • ピン / ボールの状態  – 破損、折れ曲がり、欠落、形状異常があります。
  • パッケージの損傷  – ひび割れ、削れたチップ、衝撃を受けた点、へこみ、または膨張などがあります。
  • TI パーツのマーキング  – パーツのマーキングがないか、または正しくありません。
  • 半田付けのしやすさ  – PCB に TI デバイスを半田付けしようとするときに、付着状況に問題があります。半田付け工程と使用される半田の種類に関する詳細な情報が必要になります。

配送に問題がある場合、何を記載する必要がありますか?

ダンボール箱などの箱に損傷がある、ラベルが違うまたはラベルがない、封止が不完全、資料がない、TI デバイスが違う、TI デバイスの数量が異なるといった場合、それを明記してください。

手続きを進める際に、問題が見つかった時点の状態が必要とされる理由は何ですか?

問題が見つかったときのバイアスおよび環境条件は、多くの場合、発見された問題を検証して解決するうえで必要不可欠です。温度、周波数、電源電圧、出力電圧などの情報により、問題発生時のお客様の状態を再現できます。

TI が実行する A-B-A スワップの方法と、そのプロセスの概要を教えてください。

A-B-A スワップは、問題が基板ではなく TI デバイスにあることを確認するために使用されます。問題のデバイスと既知の良好なデバイスだけを交換して基板が機能するかどうかを確認し、その後、既知の良好なデバイスを問題のデバイスに戻して基板が機能しなくなるかを確認します。

デバイスが回路基板の複数の場所で使用されているかどうかが問題となる理由は何ですか。

2 つの場所でバイアス条件が異なる可能性があります。その場合、1 つの場所では予想どおり動作し、もう 1 つの場所で問題が発生することの説明がつきます。

どのような追加情報をアップロードすべきですか?

返却されるデバイスに関して、デバイスの上部画像、下部画像、バイアス条件、正常に動作するデバイスの画像、その他返却調査に重要と考えられる情報など、TI はあらゆる要素を調査します。さまざまな形式で最大 50MB のファイルをアップロードしていただけます。ただし、マクロを含むファイルは受領できません。返却する際に、マクロを記録したファイルが必要な場合、 TI の担当者にお問い合わせください (myTI のログインが必要です)。

「その他の詳細」セクションには何を記載する必要がありますか?

それまでのセクションになかったと思われる関連情報を入力してください。

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