パッケージ情報
パッケージ | ピン数 DSBGA (YZF) | 9 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
DRV2604 の特徴
- 柔軟な触覚/振動ドライバ
- LRA (リニア共振アクチュエータ)
- ERM (偏心回転質量)
- I2C制御のデジタル・プレイバック・エンジン
- 波形格納用の内部RAM
- I2Cによるリアルタイム・プレイバック・モード
- スマート・ループ・アーキテクチャ(1)
- 自動オーバードライブ/ブレーキ(ERM/LRA)
- 自動共振トラッキング(LRA)
- 自動アクチュエータ診断(ERM/LRA)
- 自動レベル較正(ERM/LRA)
- Immersion TouchSense® 3000と互換
- オプションのPWM入力、デューティ・サイクルの制御範囲0%~100%
- オプションのアナログ入力制御
- オプションのハードウェア・トリガ・ピン
- 効率的な出力の駆動
- 短いスタートアップ時間
- 電源電圧範囲全体で一定の加速
- 1.8V互換、VDD許容のデジタル・ピン (1)
(1)特許出願中の制御アルゴリズム
DRV2604 に関する概要
DRV2604デバイスは、ERMおよびLRAアクチュエータの非常に柔軟な触覚制御を、共有のI2C互換バス上で行うよう設計されています。この制御によって、ホスト・プロセッサはパルス幅変調(PWM)駆動信号を一切生成する必要がなくなり、高価なタイマ割り込みやハードウェア・ピンを削減できます。
DRV2604デバイスには十分なRAMが内蔵されており、ユーザーは100を超えるカスタマイズされた波形をプリロードできます。これらの波形はI2C経由で即座に再生でき、オプションとしてハードウェアのトリガ・ピンでトリガすることもできます。さらに、リアルタイム・プレイバック・モードではホスト・プロセッサがライブラリ・プレイバック・エンジンをバイパスして、I2C経由でホストから直接波形を再生できます。
また、DRV2604デバイスにはスマート・ループ・アーキテクチャが含まれており、LRAに加えて帰還最適化されたERMドライブの自動共振駆動を簡単に行えます。この帰還によりオーバードライブとブレーキを自動的に行え、単純化された入力波形パラダイムが作成されるとともに、信頼性の高いモータ制御と、一貫したモータ性能が実現されます。
DRV2604デバイスには、3重変調された出力段があり、リニア・ベースの出力ドライバよりも高い効率が得られます。9ボールWCSPのフットプリント、柔軟な動作、少ない部品数から、DRV2604デバイスは携帯用およびタッチ対応の振動および触覚アプリケーションに理想的な選択肢です。