パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGP) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
DRV2667 の特徴
- 統合型デジタル・フロント・エンド
- 最高 400kHz の I2C バス制御
- 先進の波形シンセサイザ
- 2kB の内部波形メモリ
- 100 バイトの内部 FIFO インターフェイス
- Immersion TS5000 準拠
- オプションのアナログ入力
- 高電圧ピエゾ・ハプティクス・ドライバ
- 200VPP、300Hz で最大 100nF を駆動
- 150VPP、300Hz で最大 150nF を駆動
- 100VPP、300Hz で最大 330nF を駆動
- 50VPP、300Hz で最大 680nF を駆動
- 差動出力
- 105V の内蔵昇圧コンバータ
- 可変昇圧電圧
- 可変昇圧電流制限
- プログラム可能な昇圧電流制限機能
- パワー FET およびダイオードを内蔵
- 変圧器不要
- 2ms の短いスタートアップ時間
- 3.3~5.5V の広い電源電圧範囲
- 1.8V 互換、VDD 許容のデジタル・ピン
DRV2667 に関する概要
DRV2667 デバイスは、105V 昇圧スイッチ、パワー・ダイオード、完全差動アンプ、デジタル・フロント・エンドを内蔵したピエゾ・ハプティクス・ドライバであり、高電圧と低電圧の両方のピエゾ・ハプティクス・アクチュエータを駆動可能です。この多用途デバイスは、I2C ポートまたはアナログ入力により、HD ハプティクスをサポートします。
DRV2667 デバイスのデジタル・インターフェイスは、I2C 互換バスを介して利用できます。デジタル・インターフェイスを採用すると、PWM 生成によるコストのかかるプロセッサの負担や、ホスト・システムでの追加のアナログ・チャネル要件を緩和できます。内部 FIFO への書き込みが行われるたびに、本デバイスは自動的に復帰し、2ms の内部スタートアップ手順の後で波形の再生を開始します。データ・フローが停止するか、FIFO がアンダーランすると、本デバイスは自動的にポップなしのシャットダウン手順に移行します。
DRV2667 デバイスは、波形を保存して最低限のレイテンシで呼び出せる波形メモリ、最小限のメモリを使って複雑なハプティクス波形を構築できる先進の波形シンセサイザも備えています。これにより、ハードウェア・アクセラレーションが可能となり、ホスト・プロセッサはハプティクス生成の役目から解放され、ハプティクス・インターフェイス上のバス・トラフィックも最小限になります。
昇圧電圧は 2 つの外付け抵抗によって設定され、昇圧電流制限は REXT 抵抗によりプログラム可能です。標準のスタートアップ時間が 2ms である DRV2667 は、高速のハプティクス応答に理想的なピエゾ・ドライバです。熱過負荷保護機能により、過駆動時の損傷からデバイスを保護しています。