パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTQFP (RFP) | 144 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 60 | JEDEC TRAY (5+1) |
F28M35H52C の特徴
- マスタ・サブシステム — Arm
Cortex-M3
- 最大 100MHz
- 組み込みメモリ
- 最大 512KB のフラッシュ・メモリ (ECC)
- 最大 32KB の RAM (ECC またはパリティ)
- 最大 64KB の共有 RAM
- 2KB の IPC メッセージ RAM
- 5 つの UART (Universal Asynchronous Receivers/Transmitter)
- 4 つの同期シリアル・インターフェイス (SSI) と 1 つのシリアル・ペリフェラル・インターフェイス (SPI)
- 2 つの I2C (Inter-Integrated Circuit)
- ユニバーサル・シリアル・バス On-The-Go (USB-OTG) + PHY
- 10/100 ENET 1588 MII
- 2 つの CAN (Controller Area Network) モジュール、D_CAN (ピンでブート可能)
- 32 チャネルのマイクロ・ダイレクト・メモリ・アクセス (µDMA)
- デュアル・セキュリティ・ゾーン (ゾーンごとに 128 ビットのパスワード)
- 外部ペリフェラル・インターフェイス (EPI)
- マイクロ・サイクリック冗長性チェック (µCRC) モジュール
- 4 つの汎用タイマ
- 2 ウォッチドッグ・タイマ・モジュール
- 3 つの外部割り込み
- エンディアン形式:リトル・エンディアン
- クロック供給
- オンチップの水晶発振器と外部クロック入力
- 動的な位相ロック・ループ (PLL) 比率の変更をサポート
- デジタル 1.2V、アナログ 1.8V、I/O 3.3V の設計
- プロセッサ間通信 (IPC)
- 32 個のハンドシェイク・チャネル
- 4 チャネルで IPC 割り込みを生成
- IPC メッセージ RAM 経由のデータ転送の調整に使用可能
- 最大 74 の個別にプログラム可能な多重化汎用入出力 (GPIO) ピン
- グリッチの発生しない I/O
- 制御サブシステム - TMS320C28x 32 ビット CPU
- 最大 150MHz
- C28x コア・ハードウェアの内蔵セルフ・テスト
- 組み込みメモリ
- 最大 512KB のフラッシュ・メモリ (ECC)
- 最大 36KB の RAM (ECC またはパリティ)
- 最大 64KB の共有 RAM
- 2KB の IPC メッセージ RAM
- IEEE-754 単精度浮動小数点ユニット (FPU)
- ビタビ、複素演算、CRC ユニット (VCU)
- シリアル通信インターフェイス (SCI)
- SPI
- I2C
- 6 チャネルのダイレクト・メモリ・アクセス (DMA)
- 9 つの拡張パルス幅変調器 (ePWM) モジュール
- 18 の出力 (うち 16 は高分解能)
- 6 つの 32 ビット拡張キャプチャ (eCAP) モジュール
- 3 つの 32 ビット拡張直交エンコーダ・パルス (eQEP) モジュール
- マルチチャネルのバッファ付きシリアル・ポート (McBSP)
- EPI
- 1 つのセキュリティ・ゾーン (128 ビットのパスワード)
- 3 つの 32 ビット・タイマ
- エンディアン形式:リトル・エンディアン
- アナログ・サブシステム
- デュアル 12 ビット・アナログ / デジタル・コンバータ (ADC)
- 最大 2.88MSPS
- 最大 20 チャネル
- 4 つのサンプル・アンド・ホールド (S/H) 回路
- 最大 6 つのコンパレータ、10 ビット D/A コンバータ (DAC) 付き
- パッケージ
- PowerPAD™ 搭載の、熱的に強化された薄型クワッド・フラットパック (HTQFP) の 144 ピン RFP
- 温度オプション:
- T:-40℃~105℃の接合部温度
- S:-40℃~125℃の接合部温度
- Q:自由気流で -40℃~125℃ (車載アプリケーション用の AEC Q100 認定)
F28M35H52C に関する概要
Concerto ファミリは、独立した通信機能とリアルタイム制御サブシステムを備えたマルチコアのシステム・オン・チップ・マイクロコントローラ・ユニット (MCU) です。F28M35x ファミリのデバイスは、Concerto ファミリの最初のシリーズです。
通信サブシステムは、業界標準の 32 ビット Arm Cortex-M3 CPU をベースとしており、イーサネット 1588、PHY 付き USB OTG、コントローラ・エリア・ネットワーク (CAN)、UART、SSI、I2C、外部インターフェイスなど、多様な通信ペリフェラルを搭載しています。
リアルタイム制御サブシステムは、業界をリードする、テキサス・インスツルメンツ独自の 32 ビット C28x 浮動小数点 CPU をベースにしており、障害保護機能付き ePWM、エンコーダとキャプチャなど、最も柔軟で高精度の制御ペリフェラルを搭載しています。これらはすべて、テキサス・インスツルメンツの TMS320C2000™ エントリ性能 MCU とプレミアム性能 MCU によって実装されています。さらに C28-CPU には、効率的なビタビ、複素演算、16 ビット FFT、CRC アルゴリズムを実装する VCU 命令アクセラレータが拡張機能として追加されています。
高速アナログ・サブシステムと補助 RAM メモリが共有され、オンチップの電圧レギュレーションと冗長クロック回路が搭載されています。安全性に関する考慮事項には、エラー訂正コード (ECC)、パリティ、コード・セキュア・メモリ、システム・レベルの産業用安全性認定に役立つ資料も含まれています。