パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
OPA835 の特徴
- 超低消費電力
- 電源電圧:2.5V~5.5V
- 静止電流:250µA/チャネル (標準値)
- パワーダウン・モード:0.5µA (標準値)
- 帯域幅:56MHz (AV = 1V/V)
- スルーレート:160V/µs
- 立ち上がり時間:10ns (2VSTEP)
- セトリング・タイム(0.1%):55ns (2VSTEP)
- オーバードライブ復帰時間:200ns
- SNR:0.00015% (-116.4dBc) (1kHz、1VRMS 時)
- THD:0.00003% (-130dBc) (1kHz、1VRMS 時)
- HD2/HD3:-70dBc/-73dBc (1MHz、2VPP 時)
- 入力電圧ノイズ:9.3nV/√Hz (f = 100kHz)
- 入力オフセット電圧:100µV (最大 ±500µV)
- CMRR:113dB
- 出力電流駆動能力:40mA
- RRO:レール・ツー・レール出力
- 入力電圧範囲:-0.2V~3.9V (5V 電源)
- 動作温度範囲: –40℃~+125℃
OPA835 に関する概要
OPA835 および OPA2835 デバイス (OPAx835) は、シングルおよびデュアルの超低消費電力、レール・ツー・レール出力、負レール入力、電圧帰還 (VFB) オペアンプで、単一電源で 2.5V~5.5V、デュアル電源で ±1.25V~±2.75V の電源電圧範囲で動作するよう設計されています。チャネルあたり 250µA の消費電力と 56MHz のユニティ・ゲイン帯域幅により、これらのアンプは、レール・ツー・レール・アンプに関して業界最高レベルの電力性能比を実現します。
消費電力が重視されるバッテリ駆動式の携帯機器において、消費電力が小さく高周波性能に優れた OPA835 および OPA2835 デバイスは、他のデバイスでは達成できない電力性能比を実現します。電流を 1.5µA 未満に低減する省電力モードも備えているため、バッテリ駆動機器の高周波アンプに最適です。
OPA835 RUN パッケージ・オプションはゲイン設定抵抗を内蔵しているため、プリント基板の占有面積を最小限 (約 2.00mm × 2.00mm) に抑えることができます。PCB に回路トレースを追加することにより、+1、–1、–1.33、+2、+2.33、–3、+4、–4、+5、–5.33、+6.33、–7、+8 のゲインと –0.1429、–0.1875、–0.25、–0.33、–0.75 の反転減衰を実現できます。詳細は、 Table 9-1 および Table 9-2 をご覧ください。
OPA835 および OPA2835 デバイスは、–40℃~+125℃の拡張産業用温度範囲全体にわたって動作が規定されています。