パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
SN74LVC1T45 の特徴
- JESD 22 を超える ESD 保護
- 2000V、人体モデル (A114-A)
- 200V、マシン・モデル (A115-A)
- 1000V、デバイス帯電モデル (C101)
- テキサス・インスツルメンツの NanoFree™ パッケージで供給
- 完全に構成可能なデュアル・レール設計により、1.65V~5.5V の電源電圧の全範囲にわたって各ポートが動作可能
- VCC 絶縁機能:いずれかの VCC 入力が GND レベルになると、両方のポートがハイ・インピーダンス状態に移行
- VCCA を基準とする DIR 入力回路
- 低い消費電力、最大 ICC:4µA
- 3.3V において ±24mA の出力駆動能力
- Ioff により部分的パワーダウン・モードでの動作をサポート
- 最大データ・レート
- 420Mbps (3.3V から 5V に変換)
- 210Mbps (3.3V に変換)
- 140Mbps (2.5V に変換)
- 75Mbps (1.8V に変換)
- JESD 78、Class II 準拠で 100mA 超のラッチアップ性能
SN74LVC1T45 に関する概要
この 1 ビット非反転バス・トランシーバは、設定可能な 2 本の独立した電源レールを使用します。A ポートは VCCA に追従する設計で、VCCA は 1.65V~5.5V の任意の電源電圧に対応できます。B ポートは VCCB に追従する設計で、VCCB は 1.65V~5.5V の任意の電源電圧に対応できます。このため、1.8V、2.5V、3.3V、5V の任意の電圧ノード間での自在な低電圧双方向変換が可能です。
SN74LVC1T45 は、2 つのデータ・バス間の非同期通信用に設計されています。方向制御 (DIR) 入力のロジック・レベルにより、B ポート出力と A ポート出力のどちらかがアクティブになります。本デバイスは、B ポート出力をアクティブにした場合、A バスから B バスにデータを送信し、A ポート出力をアクティブにした場合、B バスから A バスにデータを送信します。A ポートと B ポートの両方の入力回路は常にアクティブであるため、ICC と ICCZ が過剰に流れないようにロジック High または Low レベルを印加する必要があります。
SN74LVC1T45 は、DIR 入力が VCCA によって給電されるように設計されています。このデバイスは、Ioff を使用する部分的パワーダウン・アプリケーション用の動作が完全に規定されています。Ioff 回路が出力をディセーブルにするため、電源切断時にデバイスに電流が逆流して損傷に至ることを回避できます。VCC 絶縁機能は、いずれかの VCC 入力が GND レベルになると、両方のポートがハイ・インピーダンス状態になるよう設計されています。
NanoFree パッケージ技術は IC パッケージの概念における主要なブレークスルーであり、ダイをパッケージとして使用します。