TIDA-01630
高いEMC耐性を持つTamagawa (多摩川精機)エンコーダ用RS485インターフェイスのリファレンス デザイン
TIDA-01630
概要
EMC耐性、特にインバータのスイッチング ノイズへの耐性は、産業用ドライブの位置エンコーダのフィードバック システムに重要です。このデザインは、EMC 耐性が高い RS485 トランシーバ ソリューションを示します。このトランシーバは、Tamagawa™、EnDat 2.2、BiSS® など、ドライブとエンコーダの両方で使用できます。このデザインは、5Vの広い入力電圧範囲に対応しています。3.3VロジックI/O信号と3.3V電源を持つコネクタにより、ホスト プロセッサと直接接続でき、マスタ プロトコルを実行してプロセッサに電力を供給できます。選択されたエンコーダの電源電圧範囲を満たすため、このデザインではエンコーダへの出力電圧が Vin と等しくなるようにしています。このデザインの電源には、選択したエンコーダの電圧範囲に基づいて過電圧や短絡から保護する機能があるため、ケーブル ショート時の損傷を防ぐことができます。このデザインは、Tamagawa エンコーダにより最長 50m のケーブル長でテスト済みです。
特長
- 5V 半二重 RS485 トランシーバ、最高 50Mbps のボーレートと IEC61000-4-4 に対する EMC 耐性の強化
- ハードウェアは、Tamagawa など 2 線式のインターフェイス規格と、EnDat2.2 や BiSS など 4 線式の RS485 インターフェイス規格に対応
- 5V 半二重 RS485 トランシーバ THVD1550 は、16kV の IEC-ESD と 4kV の EFT 耐性を実現しているので、外部 ESD 部品のコストが不要
- 他の業界標準 RS485 トランシーバと比較して、IEC61000-4-4 の高速電気過渡に対する最高の耐性をシステム テストで検証済み
- 可変速度ドライブについて IEC61800-3 EMC 耐性を満たすよう設計され、シールド ケーブルを使用したエンコーダのアプリケーションでは、TVS ダイオードなどの保護デバイスの追加は不要
- このデザインは、BoosterPack™ プラグイン モジュールのフォーム ファクタを採用しており、TI LaunchPad™ 開発キットと互換性のあるコネクタを搭載しているため、C2000™ マイコンを使用した Tamagawa の容易な評価が可能
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRVX5.PDF (149 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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設計ガイド | 高いEMC耐性を持つTamagawa (多摩川精機)エンコーダ用 RS485インターフェイスのリファレンス・デザイン | 英語版 | 2018年 3月 27日 |