JAJSVE1B September 2024 – June 2025 ADC3668 , ADC3669
PRODUCTION DATA
ADC366x は、16 ビット、250MSPS および 500MSPS、デュアル チャネル A/D コンバータ (ADC) です。このデバイスは、高い信号対雑音比 (SNR) を実現するよう設計されており、-160dBFS/Hz という低いノイズ スペクトル密度を備えています。バッファ付きアナログ入力は、1.4GHz (-3dB) のフルパワー入力帯域幅で、100Ω および 200Ω のプログラム可能な内部終端インピーダンスをサポートしています。
ADC366x は、クワッド バンド デジタル ダウンコンバータ (DDC) を搭載しており、比率 2 の広帯域デシメーションから、比率 32768 の狭帯域デシメーションまでサポートしています。DDC では、位相コヒーレントと位相連続の周波数ホッピングをサポートする 48 ビット NCO を使用しています。
ADC366x には、フレキシブルな LVDS インターフェイスが装備されています。デシメーション バイパス モードでは、出力データは、DDR クロックにより、16 組の LVDS ペアを介して送信されます。実数または複素数のデシメーションを使用する場合、出力データは、シリアル LVDS インターフェイスを使って送信されます。デシメーションが増加すると、使用されるレーン数が減少します。
電力効率の優れた ADC アーキテクチャは、500MSPS で 300mW/ch の消費電力を実現し、低サンプリング レートで電力スケーリングを実現します (250MSPS で 250mW/ch)。