JAJSMZ6 december 2021 UCC28781
PRODUCTION DATA
OPP 曲線のピーク電流スレッショルドを使用して、160ms タイマを開始します (OPP タイマが常にディセーブルされている UCC28781A を除く)。また、ピーク電力制限 (PPL) によって、ピーク電流ループの制御可能な最大ピーク電流 VCST(MAX) が決定されます。VVS にかかわらず、VCST(MAX) と VCST(OPP) の比率は約 4/3 に固定されています。つまり、この機能はコンバータが供給できる最大の短時間ピーク電力 (PO(MAX)) を供給します。ラインに依存する PPL 曲線を使用すると、広い入力電圧範囲にわたって一貫したピーク電力レベルが得られます。たとえば、最大ピーク電力として公称定格負荷の 150% を供給するには、負荷 150% でのピーク電流スレッショルドと VBULK(MIN) が VCST(MAX) を超えないことが確実になるように RCS 値を選択します。それから次式に基づいて、150% のピーク電力の設計をサポートできるよう、OPP 電力のスレッショルド (PO(OPP)) を約 112% にプログラムします。
また、VO のソフト・スタート時、VO が定常状態のレギュレーションに達する前に、VCST の最高値も VCST(MAX) に達することがあります。トランスの最大磁束密度には、PPL 中のピーク電流におけるコア材料の高温飽和制限に対して、十分な設計マージンが必要です。