JAJA722A June 2020 – November 2022 LM5156 , LM5156-Q1 , LM51561 , LM51561-Q1 , LM51561H , LM51561H-Q1 , LM5156H , LM5156H-Q1
設計プロセスの最初の手順は、適切なスイッチング周波数を選択することです。スイッチング周波数が高いほど、ソリューション全体のサイズは小さくなります。ただし、サイズが小さいとスイッチング損失が増加し、レギュレータの総効率は低下します。比較的低いスイッチング周波数を選択すると、効率は高くなりますが、物理的に大きな部品が必要です。EMC の要件が厳しい設計では、スイッチング周波数の高調波を考慮する必要があります。LM5156 デバイスの発振器の周波数を設定するには、Equation1 が使用されます。このサンプル・アプリケーションでは、440kHz のスイッチング周波数が選択されています。

RT には標準値 49.9kΩ が選択されます。
LM5156 の内部発振器は、データシートに記載されている外部クロックと同期できます。LM5156 の最大デューティ・サイクル制限は、周波数に依存します。昇圧比の制限の詳細については、LM5156 のデータシートを参照してください。