JAJA849 April 2025 ISO1228
ISO1228 は、マイコンやコントローラと通信するため、シリアル モードまたはパラレル モードに構成できます。COMM_SEL ピン (ピン 38) は、表 2-1 に示すように、シリアル モードまたはパラレル モードのいずれかを選択します:
パラレル通信モードでは、各入力チャネルが対応するロジック出力 (ピン 35 ~ 28) で直接利用できるため、スループットが最高速になります。ただし、シリアル通信モードを使用すると、デバイス入力の読み取り、個別の入力に対するデジタル フィルタの設定、システム障害 (磁場電源損失、ワイヤ破損検出、CRC エラーなど) の識別とクリアなど、ISO1228 の追加の制御機能を使用できます。MCU は、読み出しおよび書き SPI の読み取りおよび書き込みを込みコマンドを介してデジタル制御レジスタにアクセスできます。
| COMM_SEL = 論理高 | SPI を使用したシリアル通信モードの ISO1228 |
| COMM_SEL = 論理低 | 並列通信モードでの ISO1228 |
一部のアプリケーションでは、動作モードを切り替えて、より堅牢なシステムを実現するために、パラレル モードのスループットの向上と、シリアル モードのフォルト検出と制御機能を利用できます。システムの例では、次のシーケンスを使用できます:
以下のセクションでは、モードを切り替えてグリッチのない遷移を行うために必要な適切なタイミングについて説明します。