適切な抵抗値を選定することで、IGBT がオンの間にブロッキング ダイオードが順方向バイアスとなり、正しく電圧を検出できるようになります。
- 電圧を検出するための条件は、IGBT がオンのときにブロッキング ダイオードが順方向バイアスになることです。
式 1.
- 過電流スレッショルドの式で、コンパレータ (VREF+) をトリップさせるための目的の電圧スレッショルド(VCE (DESAT))を選択します。
式 2.
前述の IGBT の I-V 曲線の例を使用すると、VCE = 7.5Vにおいて IC = 10A のようになります。この過電流スレッショルド値を使用して、抵抗を求めます。I-V 曲線は標準値であり、各デバイスは個別に変動を持つ可能性があることに注意してください。