JAJA979 August 2025 DP83TD510E
RGMII インターフェイスは、ストラップにより、またはレジスタ 0x17 を使用して選択できます。RGMII のデータシートに記載されているタイミング要件を満たさないことは、一般的な問題です。RGMII インターフェイスのタイミング要件は、インターフェイスオプションの数として最も厳しいものですが、ギガビット RGMII に比べると、10Mbps 速度の要件はそれほど厳格ではありません。いずれにしても、タイミング要件を満たしていることを検証することが重要です。これらの要件は、、データ シートのセクション 5.6 に記載されています。
また、以下に示す RGMII に必要な信号がすべて PHY と MAC の間で正しく配線されていることを確認します。
MAC バスに問題があると思われる場合は、トレースのレシーバ側のラインを調べ、レシーバのセットアップ時間とホールド時間が VIH/VIL と一致することを確認します。これらの仕様に違反する典型的な症状は、PHY がクリーン トラフィックを示している間に MAC でパケット エラーが発生することです (レジスタ 0x15)
RGMII クロックのシフトは、これらの要件を満たすために、レジスタ 0x0017 ビット [12:11] を使ってトグルできます
図 2-9 RGMII シグナリング