JAJSIC5H March 1999 – April 2025 UCC1800 , UCC1801 , UCC1802 , UCC1803 , UCC1804 , UCC1805 , UCC2800 , UCC2801 , UCC2802 , UCC2802M , UCC2803 , UCC2804 , UCC2805 , UCC3800 , UCC3801 , UCC3802 , UCC3803 , UCC3804 , UCC3805
PRODUCTION DATA
PWM 出力の内部ソフト スタートは、エラー アンプ (E/A) 出力電圧を徐々に増加させることで実現されます。電流モード制御で使用される場合、この実装は各 PWM サイクルごとにピーク スイッチ電流をゆっくりと上昇させ、制御されたスタートアップを強制します。電圧モード (デューティ サイクル) 制御では、この機能はパルス幅を継続的に広げます。
図 7-20 ソフトスタートの詳細なブロック図内部ソフトスタート コンデンサ (Css) は、過電圧ロックアウト遷移後や、リファレンス電圧が正常動作の最小値を下回った場合に放電されます。さらに、過電流保護コンパレータが故障によってトリガーされると、Css の放電が行われます。ソフト スタートは、UCCx800、UCC2801、UCC2802、UCC2803、UCC2804、UCC2805 デバイス内で、E/A アンプ出力を内部ソフトスタート コンデンサ (Css) にクランプし、これを電流源で充電することによって行われます。ソフトスタート クランプ回路は、Css がエラー アンプによって指示された電圧を超えて充電されると、通常の PWM 動作のためにオーバーライドされます。
図 7-21 IC ソフトスタート動作