JAJSP06B November 2024 – March 2025 TPS54338 , TPS54438 , TPS54538
PRODUCTION DATA
TPS54x38がMODEピンによってSS機能に構成されている場合、TPS54x38のSS/PGピンを使用して、容量性負荷を駆動する際に突入電流を最小化します。本デバイスは、内部基準電圧VREFまたはSS/PGピン電圧のいずれか低い方の電圧をリファレンス電圧として使用し、それに従って出力のレギュレーションを行います。SS/PGピンとグランド間のコンデンサにより、ソフトスタート時間が設定されます。このデバイスには、外部ソフトスタートコンデンサを充電する内部プルアップ電流源が備わっています。ソフト・スタート時間(tSS、0%~100%)およびソフト・スタート・コンデンサ(CSS)を計算するには、式 7を使用します。
ここで、
スタートアップ時に出力コンデンサがプリバイアスされている場合には、内部リファレンス電圧が帰還電圧VFBより大きくなるまで、スイッチングおよび電圧上昇は開始されません。この方式により、コンバータはレギュレーション点までスムーズに上昇します。SS/PGピンに接続される抵抗デバイダを使用して、他の電源レールの電圧トラッキングを実装できます。