JAJSP06B November 2024 – March 2025 TPS54338 , TPS54438 , TPS54538
PRODUCTION DATA
スイッチング周波数の選択は、変換効率と設計全体のサイズとのトレードオフとなります。スイッチング周波数を高くすると、より小型のインダクタや出力コンデンサを使用できるようになるため、よりコンパクトな設計が可能となります。しかし、スイッチング周波数が低いほどスイッチング損失が減少し、通常はシステム効率が向上します。そのため、この例では500kHzのスイッチング周波数を選択し、R10を除き、RTピンをフローティング状態にします。
また、スイッチング周波数は、セクション 6.3.10で説明しているように、以下の要因によって制限されることに注意してください。