JAJU794 August   2020

 

  1.   1
  2.   説明
  3.   リソース
  4.   特長
  5.   アプリケーション
  6.   6
  7. 1システムの説明
    1. 1.1 主なシステム仕様
  8. 2システム概要
    1. 2.1 ブロック図
    2. 2.2 設計上の考慮事項
    3. 2.3 主な使用製品
      1. 2.3.1 TPS92200
    4. 2.4 システム設計理論
      1. 2.4.1 事前充電 (プリチャージ) 制御
      2. 2.4.2 定電流制御
      3. 2.4.3 定電圧制御
  9. 3ハードウェア、ソフトウェア、テスト要件、テスト結果
    1. 3.1 必要なハードウェア
    2. 3.2 テストと結果
      1. 3.2.1 テスト設定
      2. 3.2.2 テスト結果
        1. 3.2.2.1 プリチャージ、CV、CC モードの定常状態
        2. 3.2.2.2 CV 電圧リップルと CC 電流リップル
        3. 3.2.2.3 効率テスト
        4. 3.2.2.4 温度テスト
        5. 3.2.2.5 電圧および電流閉ループ安定性
        6. 3.2.2.6 充電プロファイル
  10. 4デザイン ファイル
    1. 4.1 回路図
    2. 4.2 部品表
    3. 4.3 PCB レイアウトに関する推奨事項
      1. 4.3.1 レイアウト プリント
    4. 4.4 Altium プロジェクト
    5. 4.5 ガーバー ファイル
    6. 4.6 アセンブリの図面
  11. 5ソフトウェア ファイル
  12. 6関連資料
    1. 6.1 商標
    2. 6.2 サード・パーティ製品に関する免責事項
  13. 7著者について

設計上の考慮事項

このリファレンス デザインは、充電電圧精度のトレードオフにより、システムの BOM (部品表) コストと充電電流容量の最適化を試みます。このソリューションは、同期整流降圧コンバータに基づくバッテリ チャージャを実現します。TPS92200 デバイスは、2 つのスイッチング FET と内部ループ補償を統合し、SOT-23 パッケージを採用して高い電力密度を実現し、PCB 上の占有面積を小さくします。アナログ制御を使用することで、MCU リソースとソフトウェア ワークロードが不要になります。これにより、実装が簡単になり、設計サイクルを短縮できます。このソリューションは、高い電流検出精度を実現する TLV9002 デバイスと、プリチャージと定電流充電プロセスの切り替えに使用される TLV7021 デバイスを使用することで、定電圧段階と定電流段階のシンプルな充電プロファイルを実現しています。