パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (NJY) | 54 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
DS125BR800 の特徴
- システムの相互運用性が確認された総合的なファミリ
- DS125BR111:1レーンのリピーター
- DS125BR401:4レーンのリピーター
- DS125BR800:8チャネルのリピーター
- DS125MB203:2ポートの2:1/1:2 MUX/スイッチ
- DS125DF410:CDR付きの4チャネル・リタイマ
- 65mW/チャネル(標準値)の低消費電力で、未使用のチャネルは電源オフ可能
- PCIeおよび10G-KRのリンク・トレーニング・サポート用の「制限なし」出力
- 先進の信号コンディショニング機能
- 6.25GHzにおいて最高30dBの受信イコライゼーション
- 最大-12dBの送信ディエンファシス
- 送信出力電圧制御:700mV~1300mV
- ピン選択、EEPROM、SMBusインターフェイスによりプログラム可能
- 単一電源:2.5Vまたは3.3V (選択可能)
- 動作温度範囲:-40°C~85°C
- HBM ESD定格:3kV
- フロースルーのピン配置:54ピンのWQFN (10mm×5.5mm、0.5mmピッチ)
- サポート・プロトコル
- sRIO、Infiniband、Interlaken、CPRI、OBSAI
- その他の専用インターフェイス(最高12.5Gbps)
DS125BR800 に関する概要
DS125BR800デバイスは、超低消費電力高性能マルチプロトコル・リピータ/リドライバであり、8チャネルのPCIe
Gen-3/2/1、10G-KR、および最大12.5Gbpsのその他の高速インターフェイス・シリアル・プロトコルをサポートするように設計されています。
レシーバのCTLE(連続時間リニア・イコライザ)は、8つのチャネルのそれぞれについて、6.25GHz
(12.5Gbps)で最大+30dBのブーストを行い、30インチ以上のバックプレーン配線や8m以上の銅線などの相互接続によって引き起こされるISI(シンボル間干渉)により完全に閉じている入力アイを開くことができるため、ホスト・コントローラはエンド・ツー・エンド・リンクにエラーがないことを保証できます。トランスミッタは最大-12dBのディエンファシスと、700mW~1300mWの出力電圧振幅制御機能を備えているため、相互接続チャネル内での物理的配置を最大限に柔軟に行えます。
DS125BR800を10G-KRおよびPCIe Gen-3モードで動作させると、ホスト・コントローラとエンドポイントは、ユーザに意識させないで、フルリンクを最適化し、送信イコライザ係数を取り決めることができます。このリンク・トレーニング・プロトコルのシームレスな管理により、最小のレイテンシでシステム・レベルの相互運用性を保証できます。DS125BR800は、消費電力がチャネルごとに65mW(標準値)と低く、未使用チャネルをオフにすることもできるため、エネルギー効率の高いシステム設計が可能です。デバイスは、3.3Vまたは2.5Vの単一電源で動作します。
ピン、ソフトウェア(SMBusまたはI2C)、または外部EEPROM経由の読み込みで、設定を簡単にプログラムできます。EEPROMモードで動作している場合、構成情報は電源オン時に自動的に読み込まれるため、外部のマイクロプロセッサやソフトウェア・ドライバは不要です。