パッケージ情報
パッケージ | ピン数 FCCSP (ABM) | 101 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
DS250DF210 の特徴
- 信号コンディショニングを内蔵した 2 チャネル、マルチレートのリタイマ
- すべてのチャネルは独立に 20.6~25.8Gbps でロック (10.3125Gbps、12.5Gbps などのサブレートを含む)
- 非常に短いレイテンシ:25.78125Gbps のデータ速度で標準値 500ps 未満
- 単一電源で、低ジッタの基準クロックを必要とせず、電源デカップリングが最小限であるため、基板の配線の複雑性と BOM コストを低減
- アダプティブ連続時間リニア・イコライザ(CTLE)
- アダプティブ・デシジョン・フィードバック・イコライザ(DFE)
- 2 × 2 のクロス・ポイントを内蔵
- 3 タップ FIR フィルタ付きの低ジッタ・トランスミッタ
- 結合イコライゼーションにより、12.9GHz で 35dB を超えるチャネル損失をサポート
- 伝送振幅を変更可能:205mVppd~1225mVppd (標準値)
- オンチップのアイ・オープニング・モニタ (EOM)、PRBS パターン・チェッカおよびジェネレータ
- フロースルー配線が簡単な小型の 6mm × 6mm BGA パッケージ
DS250DF210 に関する概要
DS250DF210デバイスは2チャネル、マルチレートのリタイマで、信号コンディショニング機能が内蔵されています。長距離で損失が大きく、クロストークを受ける高速なシリアル・リンクの到達距離と堅牢性を拡張し、ビット・エラー・レート(BER)を10-15以下に抑えるために使用されます。
DS250DF210の各チャネルは、20.6Gbps~25.8Gbpsの連続した範囲のシリアル・データ・レート、またはサポートされている任意のサブレート(÷2および÷4) (10.3125Gbpsや12.5Gbpsなどの主要データ・レートを含む)へ独立にロックされるため、DS250DF210は個別レーンの前方誤り訂正(FEC)パススルーをサポートできます。
DS250DF210は単一電源で、必要な外部コンポーネントも最小限です。これらの特長により、PCB配線の複雑性とBOMコストが低減されます。
DS250DF210の高度なイコライゼーション機能には、低ジッタの3タップ送信有限インパルス応答(FIR)フィルタ、アダプティブ連続時間リニア・イコライザ(CTLE)、アダプティブ・デシジョン・フィードバック・イコライザ(DFE)が含まれています。これにより、複数のコネクタやクロストークが存在する、損失の多い相互接続およびバックプレーンにおいて、到達距離を拡張できます。内蔵のCDR機能は、フロントポート光学モジュール・アプリケーションで、ジッタ・バジェットをリセットし、高速シリアル・データをリタイムするために最適です。DS250DF210には2×2のクロス・ポイントが実装されており、ホストでレーン交差、ファンアウト、多重化オプションを使用できます。
DS250DF210はSMBus経由、または外付けのEEPROMにより構成可能です。最大16個のデバイスが、共通のチャネル・フォーマットを使用して単一のEEPROMを共有できます。非破壊的なオンチップ・アイ・モニタと PRBS ジェネレータ/チェッカにより、インシステム診断が可能です。