パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (NJK) | 36 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
DS92LV0421 の特徴
- 5チャネル(データ4 + クロック1)のチャネル・リンクLVDSパラレル・インターフェイスにより、10~75MHzの24ビット・データの3ビット制御をサポート
- ACカップリングされたSTP相互接続(最大10m)
- シリアライザおよびデシリアライザにターミネーションを内蔵
- At-SpeedリンクBISTモードおよびレポート・ピン
- (オプション) I2C互換のシリアル制御バス
- パワーダウン・モードにより消費電力を最小化
- 1.8Vまたは3.3V互換のLVCMOS I/Oインターフェイス
- HBM 8kV超
- –40℃~85℃の温度範囲
- シリアライザ(DS92LV0421)
- EMIを低減するデータ・スクランブラ
- ACカップリング用のDCバランス・エンコーダ
- 選択可能な出力VODと調整可能なディエンファシス
- デシリアライザ(DS92LV0422)
- 高速なランダムデータ・ロック、リファレンス・クロック不要
- 入力レシーバのイコライゼーションを調整可能
- 出力パラレル・バスでのEMI最小化(SSCGおよびLVDS VODの選択)
アプリケーション
- 組み込みのビデオおよびディスプレイ
- 医療用画像処理および工場自動化
- オフィス自動化(プリンタおよびスキャナ)
- セキュリティおよびビデオ監視
- 汎用データ通信
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DS92LV0421 に関する概要
DS92LV042xチップセットは、チャネル・リンクLVDSビデオ・インターフェイス(LVDSデータ×4 + LVDSクロック)を、単一CMLペア上の高速シリアル化インターフェイスへ変換します。DS92LV042xにより、一般的なチャネル・リンクまたはOpenLDI LVDS形式のデバイスを現在使用しているアプリケーションを、組み込みクロック・インターフェイスへシームレスにアップグレードできます。このシリアル・バス・スキーマにより、相互接続のコストを低減し、設計の問題を軽減できます。パラレルのOpenLDI LVDSにより、従来のシングルエンドのワイド・バス・インターフェイスと比較して、FPGA I/Oのピン数や基板の配線数が減少し、EMIの問題が軽減されます。
プログラム可能な転送ディエンファシス、受信のイコライゼーション、オンチップでのスクランブル処理、およびDC平衡化により、損失の多いケーブルやバックプレーンでも長距離の転送が可能になります。DS92LV0422は外部のリファレンス・クロックや特別な同期パターンを必要とせず、受信データへ自動的にロックするため、簡単な操作が可能です。
DS92LV042xチップセットは、I2Cインターフェイスまたはピン経由でプログラム可能です。at-Speed BIST機能が組み込まれており、リンクの整合性を検証し、システム診断に使用できます。DS92LV0421およびDS92LV0422は、DS92LV2421またはDS92LV2422とそれぞれ互換に使用できます。これによって、設計者はホスト・デバイスと受信側のデバイスを、LVDSまたはLVCMOSインターフェイスで柔軟に接続できます。