パッケージ情報
パッケージ | ピン数 LQFP (PM) | 64 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 1,000 | LARGE T&R |
DS92LV090A の特徴
- Bus LVDS 信号
- 最大伝搬遅延時間3.2ns
- チップ間スキュー± 800ps
- 低消費電力CMOS 設計
- 100Mbps 以上の高速転送レート
- VID = 200mVにおける同相電圧範囲は0.1V から2.3V
- レシーバ感度± 100mV
- Bus LVDSピンにおける開放および終端時のフェイルセーフ機
能のサポート - 3.3V 単一電源動作
- ドライバおよびレシーバ・ディスエーブルによりグリッジの生じな
い電源オン/ オフ - 5pF (typ) 低負荷容量のBus LVDS 入力
- 両側終端バスに対応
- 平衡出力インピーダンス
- 64ピンTQFP パッケージ
- 電源オフ時ハイ・インピーダンスとなるバス・ピン(VCC = 0V)
- デバイス内ドライバ・チャネル間スキュー230ps (typ)
- デバイス内レシーバ・チャネル間スキュー370ps (typ)
DS92LV090A に関する概要
DS92LV090A は、バックプレーンおよびケーブルでの伝送に最適な、高速かつ低消費電力のBus LVDSインタフェース用トランシー バです。 このデバイスは3.3V 単一電源で動作し、9 チャネル分の差動ライン・ドライバとレシーバを内蔵しています。 Bus LVDS 側 は、ドライバ出力とレシーバ入力を内部で接続することでバス負荷を小さくしています。 また、論理回路が接続される側は、入力ピ ンと出力ピンの分離により、ドライバ出力をレシーバでバス上から取り込むループ・バックも可能です。 このデバイスはデータの流れに 沿ったピン配置を採用していますので、プリント基板の設計においてはコネクタとデバイス間のスタブ長を短くできます。
このドライバは3V TTLレベル入力( シングル・エンド) を、差動のBus LVDS (BLVDS) 出力レベルに変換します。Bus LVDS に より、EMI を低減しつつ低消費電力で高速動作を実現します。差動信号での同相電圧ノイズの抑止能力は± 1V です。
レシーバのスレッショルドは、± 1V の同相電圧範囲において± 100mV 以下と小さく、差動Bus LVDS 信号を標準的なTTL/ CMOSレベルに変換することができます( 詳細については、アプリケーション情報の項を参照してください)。