パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HVSSOP (DGQ) | 10 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 1,000 | SMALL T&R |
LM25011-Q1 の特徴
- LM25011-Q1はAEC-Q100グレード1準拠の車載グレード製品(-40℃~+125℃の接合部温度で動作)
- LM25011Aでは高いスイッチング周波数で低ドロップアウト動作が可能
- 動作入力電圧範囲: 6V~42V
- 絶対最大定格入力電圧: 45V
- 2AのNチャネル降圧スイッチを内蔵
- 可変電流制限機能によりインダクタの小型化が可能
- 設定可能な出力電圧は2.51V以上
- VOUTでのリップル電圧は最小限
- パワー・グッド出力
- スイッチング周波数が2MHzまで可変
- COT方式の特長:
- 負荷電流や入力電圧の変動に関係なく、スイッチング周波数をほぼ一定に維持
- 超高速の過渡応答
- ループ補償が不要
- セラミック出力コンデンサで安定動作
- 出力コンデンサと電流センス抵抗の小型化が可能
- 可変ソフトスタート・タイミング
- サーマル・シャットダウン
- 2%の高精度帰還基準電圧
- パッケージ: 10ピン、HVSSOP
- WEBENCH Power Designerにより、LM25011ファミリを使用するカスタム設計を作成
LM25011-Q1 に関する概要
LM25011コンスタント・オンタイム降圧型スイッチング・レギュレータは、最大2Aの負荷電流を供給可能な、低コストかつ高効率の降圧型バイアス・レギュレータを実装するために必要なすべての機能を備えています。この高電圧レギュレータには、Nチャネル降圧スイッチ、スタートアップ・レギュレータ、電流制限検出機能、内部リップル制御機能が内蔵されています。コンスタント・オンタイム制御は原理上、ループ補償を必要としないため、高速な負荷過渡応答と単純な回路実装を実現できます。入力電圧変動や負荷変動に対して動作周波数は一定に保たれます。調整可能なバレー電流制限検出機能により、電流制限値に達すると電流制限フォールドバックを行わずに、定電圧から定電流モードへとスムーズに移行します。出力電圧が予想制御値の5%以内に上昇するとPGD出力により通知されます。ほかにも低出力リップル、VIN低電圧誤動作防止、可変ソフトスタート・タイミング、サーマル・シャットダウン、ゲート・ドライブ・プリチャージ、ゲート・ドライブ低電圧誤動作防止、最大デューティ・サイクル制限といった特長を備えています。
LM25011AはLM25011に比べて最小オフ時間が短いため、低い入力電圧で高周波動作が可能です。