パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WSON (DSS) | 12 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
LM27762 の特徴
- 可変の正電源電圧(1.5V~5V)と負電源電圧(–1.5V~–5V)を低ノイズで生成
- 入力電圧範囲: 2.7V~5.5V
- ±250mAの出力電流
- 反転チャージ・ポンプに続く負のLDO
- 2MHzの低ノイズ固定周波数動作
- 2.5Ωのインバータ出力インピーダンス、VIN = 5V
- 負のLDOドロップアウト電圧: 100mAで30mV、VOUT = -5V
- 正のLDOドロップアウト電圧: 100mAで45mV、VOUT = 5V
- 静止電流: 390µA (標準値)
- シャットダウン時消費電流: 0.5µA (標準値)
- 電流制限と過熱保護
- パワー・グッド・ピン(アクティブLOW)
- WEBENCH® Power Designerにより、LM27762を使用するカスタム設計を作成
LM27762 に関する概要
LM27762は、±1.5V~±5Vの範囲で調整可能な非常に低ノイズの正および負の出力電圧を供給できます。入力電圧範囲は2.7V~5.5Vで、出力電流は最大±250mAです。動作電流がわずか390µAで、シャットダウン時の電流は0.5µA (標準値)であるため、LM27762はパワー・アンプ、DACバイアスなど、大電流で低ノイズの負電圧を必要とする用途で、理想的な性能を発揮します。このデバイスは、必要な外付け部品もわずかで、サイズの小さなソリューションを実現できます。
負の電圧は、レギュレートされた反転チャージ・ポンプと、それに続く低ノイズの負のLDOによって生成されます。LM27762デバイスの反転チャージ・ポンプは2MHz (標準値)のスイッチング周波数で動作するため、出力抵抗と電圧リップルが減少します。正の電圧は、低ノイズの正のLDOを使用して、入力から生成されます。
LM27762の正と負の出力には、それぞれ専用のイネーブル入力があります。これらの出力は、システム固有の電源シーケンス要件に対応するため、正と負のレールについて、それぞれ独立したタイミングをサポートしています。イネーブル入力を互いに短絡させ、入力電圧へ接続することもできます。LM27762には、オプションのパワー・グッド機能があります。