パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RTW) | 24 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
LMH1218 の特徴
- ST-2082 (提案)、ST-2081 (提案)、SMPTE 424M、344M、292M、259M、DVB-ASI、SFF-8431 (SFP+)、およびSMPTE 2022-5/6用10GbEイーサネットに対応
- 11.88Gbps、5.94Gbps、2.97Gbps、1.485Gbpsのレート、またはDivided-by-1.001のサブレート、DVB-ASI (270Mbps)、10GbE (10.3125Gbps)にロック
- サポートまたは選択するすべてのデータ・レートで基準クロックなしの動作と高速なロック時間を実現
- 75Ωおよび100Ωのトランスミッタ出力
- 2:1 Mux入力、1:2 Demux/ファンアウト出力内蔵
- 入力レート検出に基づく自動スルーレート
- オンチップ・アイ・モニタ
- 入力信号が存在しない場合の自動パワーダウンにより300mWの低消費電力を実現
- SPIまたはSMBusインターフェイスによりプログラム可能
- 2.5V単電源動作
- 小型の4mm×4mm 24ピンWQFNパッケージ
- –40℃~+85℃の動作温度範囲
LMH1218 に関する概要
LMH1218は、リクロッカを内蔵した低消費電力のケーブル・ドライバであり、SMPTE-SDI、SMPTE 2022-5/6、10GbEイーサネット、およびDVB-ASI規格に準拠したシリアル・ビデオ・データを駆動します。最大11.88Gbpsをサポートし、4K/8K用Ultra HDビデオに対応する一方、75Ωおよび50Ωのトランスミッタ出力により、同軸、光ファイバ、FR-4 PCBなど複数のメディア・オプションにも対応します。
LMH1218の入力には2:1 MUXが内蔵されているため、2つのビデオ・ソース間で選択が可能になり、プログラマブル・イコライザによりプリント回路基板の損失を補償して、信号到達距離を延長できます。広範なクロック・データ・リカバリ(CDR)回路を備えたオンチップ・リクロッカにより、外部基準クロックおよびループ・フィルタ部品を必要とせずに、自動的に270Mbps~11.88Gbpsのシリアル・データを検出し、ロックできるため、基板設計の簡素化とシステム・コストの削減につながります。リクロックしたシリアル・データは75Ωまたは50Ωのトランスミッタ出力に送信するか、あるいは両方に同時に送信することができます(1:2ファンアウト・モード)。出力電圧振幅は、SFF-8431 (SFP+)、ST-2082/1 (提案)、SMPTE 424M、344M、292M、259M規格に準拠しています。
非破壊的なアイ・モニタにより、シリアル・データのリアルタイム測定が可能になり、システムの起動やフィールド・チューニングを簡単に行うことができます。LMH1218はSPIまたはSMBusインターフェイスによりプログラム可能です。