パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS1HB35-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション向けに AEC-Q100 認証を取得
- 温度グレード 1:–40℃~125℃
- デバイス HBM ESD 分類レベル 2
- デバイス CDM ESD 分類レベル C4B
- 40V の負荷ダンプへの耐性
- 機能安全対応
- 35mΩ R ON (T J = 25℃) のシングル・チャネル、スマート・ハイサイド・スイッチ
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可変電流制限によるシステム・レベルの信頼性の向上
- 電流制限を 2A~22A の範囲で設定可能
- 堅牢な出力保護機能を内蔵:
- 熱保護機能を内蔵
- グランド / バッテリへの短絡に対する保護
- 逆電圧による FET の自動スイッチ・オンを含むバッテリ逆接続からの保護
- バッテリおよびグランドの喪失時に自動シャットオフ
- 誘導性負荷の逆起電圧の発生を防止する出力クランプを内蔵
- フォルト処理を設定可能
- アナログ検出出力は、以下を正確に測定するよう設定可能:
- 負荷電流
- デバイス温度
- SNS ピンによるフォルト表示を実現
- 開放負荷とバッテリ短絡の検出
TPS1HB35-Q1 に関する概要
TPS1HB35-Q1 デバイスは、12V 車載システムでの使用を目的としたスマート・ハイサイド・スイッチです。このデバイスは、車載システムでの短絡など有害な事象の発生時でも出力ポートを確実に保護できるよう、堅牢な保護および診断機能を内蔵しています。デバイスの種類に応じて信頼性の高い電流制限を行い、障害から保護します。電流制限は、 2A~22A に設定可能です。電流制限範囲を小さくすると、大きなピーク電流を必要としない負荷で保護を強化でき、電流制限範囲を大きくすると、大きな過渡電流を必要とする負荷でも使用できます。このデバイスは、広い範囲の負荷プロファイルを高い信頼性で駆動できます。
TPS1HB35-Q1 は、負荷診断機能を強化できる高精度アナログ電流検出機能も備えています。負荷電流とデバイス温度をシステムの MCU に報告することで、システムの寿命を延ばす予知保全と負荷診断が可能です。
TPS1HB35-Q1 は、PCB の占有面積を減らすことができる HTSSOP パッケージで供給されます。