パッケージ情報
パッケージ | ピン数 DSBGA (YZP) | 8 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS22971 の特徴
- 入力電圧範囲: VIN = 0.65V~3.6V
- オン抵抗
- VIN ≥ 1.8VにおいてRON = 6.7mΩ (標準値)
- VIN = 1.05VにおいてRON = 7.2mΩ (標準値)
- VIN = 0.65VにおいてRON = 8.9mΩ (標準値)
- 最大連続スイッチ電流(IMAX): 3A
- ON状態(IQ): 3.6VINにおいて30µA (標準値)
- OFF状態(ISD): 3.6VINにおいて1µA (標準値)
- CTピンによりスルー・レートを変更可能
- 高速ターンオン: VIN = 1Vにおいて65µs以下
- スイッチ・オン後のパワー・グッド(PG)インジケータ
- 低いスレッショルド・イネーブル(ON): 0.9V (VIH)により、低電圧の制御ロジックを使用可能
- サーマル・シャットダウン(TSD)
- クイック出力放電(QOD): 150Ω (標準値)
TPS22971 に関する概要
TPS22971は省スペースのシングル・チャネル負荷スイッチで、ターンオンのスルー・レートが制御され、変更可能で、またパワー・グッド・インジケータが組み込まれています。このデバイスにはNチャネルMOSFETが含まれており、0.65V~3.6Vの低い入力電圧範囲で動作し、最大3Aの連続電流をサポートできます。オン抵抗が6.7mΩと低いため、負荷スイッチでの電力損失と電圧降下が最小化されます。このスイッチは、オンおよびオフ入力(ON)により制御され、低電圧の制御信号と直接接続可能です。
TPS22971はデフォルトで、高速なターンオン時間によりスタートアップおよび待ち時間を最小にします。スルー・レートは変更可能で、スルー・レートを減らして突入電流を制限することもできます。パワー・グッド(PG)信号は、ゲートのスレッショルドを内部的に監視し、スイッチが完全にオンであることを示します。スイッチがディセーブルのときには、オンチップの150Ω抵抗により出力からグランドへ迅速に放電が行われ、フローティング状態になることを防止します。
TPS22971は、超小型で省スペースの8ピンWCSPパッケージで供給され、-40℃~105℃の自由通気温度範囲で動作が規定されています。過熱が発生した場合、内蔵のサーマル・シャットダウンによりデバイスがオフになります。