パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 TSSOP (PW) | 14 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
| パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPS2411 の特徴
- N+1 および OR 接続用の外部 FET を制御
- 広い電源電圧範囲: 3V～16.5V
- 0.8V～16.5V のバスを制御
- リニアまたはオン/オフ制御方式
- N チャネル MOSFET 用の内蔵チャージ・ポンプ
- デバイスの迅速なターンオフによりバスの整合性を保護
- 活線挿入時の正のゲート制御
- ソフト・ターンオンによりバスの過渡を低減
- 入力電圧の監視
- 短絡ゲートの監視
- MOSFET 制御状態インジケータ
- 産業用温度範囲：-40℃～85℃
- 業界標準の 14 ピン TSSOP パッケージ
TPS2411 に関する概要
TPS241x コントローラは、外部 N チャネル MOSFET と組み合わせることで、順方向電圧の低いダイオードの機能をエミュレートします。このデバイスを使用すると、N+1 構成で複数の電源を共通のバスに接続でき、または複数の冗長化入力電源バスを結合できます。TPS2410 はリニア・ターンオン制御方式を採用しており、TPS2411 はオン/オフ制御方式を採用しています。
TPS2410x はサーバーやテレコムなどの広範なシステムに応用できます。これらのアプリケーションは多くの場合、N+1 冗長化電源、冗長化電源バス、またはこれらの両方を使用しています。これらの冗長化電源には、フォルトおよび活線挿入時の逆電流を防止するため、ダイオード OR と等価な機能が必要です。TPS241x と N チャネル MOSFET を使用すると、ショットキー・ダイオードより小さな電力損失でこの機能を実現できます。
正確な電圧センシング、プログラム可能な高速ターンオフ・スレッショルド、入力フィルタ処理により、広範な実装とバス特性に応じて動作をカスタマイズできます。
バス電圧の UV/OV、オン/オフ状態、MOSFET ゲートの短絡を検出するため、多くの監視機能を備えています。