パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23-THN (DDC) | 6 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS3702 の特徴
- 入力電圧範囲:2V~18V
- 高いスレッショルド精度:
- 0.25% (標準値)
- 0.9% (-40°C~125°C)
- 1V~5V の公称レールに最適化された固定ウィンドウ スレッショルド
- 過電圧および低電圧表示用のオープン ドレイン出力
- 内部グリッチ耐性
- SET ピンを使用したスレッショルドの調整
- 低い静止電流:7µA (標準値)
- 内部スレッショルド ヒステリシス:0.55%、1.0%
- SOT-6 パッケージ
TPS3702 に関する概要
TPS3702 は小型サイズの SOT-6 パッケージで提供される、過電圧および低電圧検出付きの統合型電圧検出器です。この高精度の電圧検出器は、低電圧電源レールで動作する、電源誤差の余地が小さいシステムに最適です。スレッショルドのヒステリシスが小さいので (0.55% と 1.0% から選択可能)、監視対象の電源電圧が通常の動作範囲内であるときに誤ってリセット信号が発生するのを防止します。内部的なグリッチ耐性およびノイズ フィルタにより、信号エラーによる誤ったリセットも回避されます。
TPS3702 は、外付け抵抗なしで過電圧および低電圧リセットのスレッショルドを設定できるため、総合的な精度がさらに向上し、ソリューションのサイズとコストも削減できます。SET ピンを使用して、各デバイスに搭載されている 2 つのスレッショルド電圧から選択できます。SENSE 入力ピンと VDD ピンが別になっていることにより、安全性が重要な高信頼性システムで求められる冗長性を実現できます。このデバイスは OV ピンと UV ピン用に独立したリセット出力も備えており、オープン ドレイン構成のため、UV と OV を互いに接続できます。
このデバイスは、静止電流仕様がわずか 7µA (標準値) で、産業用温度範囲の –40°C~105℃での使用が認定されています。