パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGY) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS40195 の特徴
- 動作入力電圧範囲:4.5V~20V
- 出力電圧を最低 0.591V ±0.5% に設定可能
- 180° の双方向逆位相同期
- 5V レギュレータ内蔵
- ハイサイドおよびローサイド MOSFET で過電流を検出
- 100kHz~600kHz のスイッチング周波数
- イネーブルとパワー・グッド
- プログラム可能な UVLO とヒステリシス
- 150℃のサーマル・シャットダウン
- 選択可能なソフト・スタート
- プリバイアス出力対応
TPS40195 に関する概要
TPS40195 は、公称 4.5V~20V の電源で動作するフレキシブルな同期整流降圧型コントローラです。このコントローラには、スイッチング周波数を 100kHz~600kHz の範囲で調整できる電圧モード制御が実装されています。このデバイスは、選択可能なソフト・スタート時間、プログラム可能な低電圧誤動作防止 (UVLO)、同期機能などの柔軟な機能を備えています。適応型のクロス導通防止機能により、パワー FET の貫通電流を防止しています。過電流検出は、ローサイド MOSFET のオン時の電圧降下を検出し、ユーザー・プログラム可能なスレッショルドと比較することで行います。
このスレッショルドは、ILIM から GND に接続した 1 つの外付け抵抗で設定されます。パルス単位の制限(電流暴走抑止のため)は、ハイサイドMOSFETがオンのときに両端の電圧を検出し、電圧降下が固定スレッショルドの550mVを超過したときサイクルを中断することで行われます。コントローラにより出力の短絡が検出された場合、両方のMOSFETがオフになり、タイムアウト期間が終了するまで再起動は試みられません。これにより、持続的フォルトが発生した場合の消費電力を制限します。このデバイスの同期は双方向です。複数のデバイスを、固定周波数 (250kHz または 500kHz) で動作しているマスタ TPS40195 に対して 180° 逆位相で同期させるか、または 100kHz~600kHz の範囲の任意の外部クロック源に同期させることができます。