パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN-HR (RWU) | 7 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS61022 の特徴
- 入力電圧範囲:0.5V~5.5V
- スタートアップ時の最低入力電圧:1.8V
- 出力電圧設定範囲:2.2V~5.5V
- 2 つの 12mΩ (LS)/18mΩ (HS) MOSFET
- 8A のバレー・スイッチング電流制限
- VIN = 3.6V、VOUT = 5V、IOUT = 3A のとき 94.7% の効率
- VIN > 1.5V のとき 1MHz、VIN < 1V のとき 0.6MHz のスイッチング周波数
- –40℃~+125℃の範囲で ±2.5% 精度の基準電圧
- 軽負荷時の自動 PFM 動作モードと強制 PWM 動作モードをピン選択可能
- VIN > VOUT 時のパススルー・モード
- シャットダウン時に入力と出力を完全に切り離し
- 出力過電圧およびサーマル・シャットダウン保護機能
- 出力短絡保護機能
- 2mm × 2mm の VQFN 7 ピン・パッケージ
TPS61022 に関する概要
TPS61022 は、各種バッテリおよびスーパーキャパシタで動作する携帯機器および IoT デバイス用の電源ソリューションです。TPS61022 は、全温度範囲にわたって最小 6.5A のバレー・スイッチ電流制限が可能です。TPS61022 は入力電圧範囲が 0.5V~5.5V と広く、スーパーキャパシタ・バックアップ電源アプリケーションをサポートしています。これらのアプリケーションはスーパーキャパシタを著しく放電させる場合があります。
TPS61022 は、入力電源が 1.5V を上回っているとき 1MHz のスイッチング周波数で動作し、1.5V を下回ると次第にスイッチング周波数が低下し、1V では 0.6MHz になります。MODE ピンにより、軽負荷時にパワー・セーブ・モードと強制 PWM モードのどちらで動作するかを設定できます。軽負荷時には、VOUT から、わずか 26µA の静止電流しか消費しません。シャットダウン中、負荷は入力電源から完全に切り離されます。TPS61022 には 5.7V の出力過電圧保護、出力短絡保護、およびサーマル・シャットダウン保護機能が搭載されています。
TPS61022 は 2mm × 2mm の VQFN パッケージで供給され、外付け部品が最小限なので、非常に小さなソリューションを実現できます。