パッケージ情報
| パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBZ) | 3 |
| 動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
| パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS61322 の特徴
- 動作時入力電圧範囲：0.9V～5.5V
- 出力電圧範囲：1.8 V～5.5V
- VOUT ピンへの静止電流 6.5µA
- 温度範囲全体にわたって ±3% の出力電圧精度
- 最小スイッチ ピーク電流制限
- TPS613223A: 0.42 A
- TPS61322: 0.5 A
- TPS613221AおよびTPS613226A: 0.75A
- TPS613222A: 1.10A
- 1.5V から 2.2V への変換で、10mA 負荷において 90% 以上の効率
- サーマル シャットダウン保護
- 2.9mm×1.3mm の 3 ピン SOT パッケージおよび 2.9mm×1.6mm の 5 ピン SOT パッケージ
- WEBENCH Power Designer により、TPS61322 を使用するカスタム設計を作成
TPS61322 に関する概要
TPS61322 は同期整流昇圧型コンバータで、静止電流が 6.5µA と非常に低いのが特長です。TPS61322は、アルカリ バッテリ、NiMH充電式バッテリ、または1セルのリチウムイオン バッテリで駆動される製品向けの電源ソリューションです。昇圧コンバータは、同期整流を使用するヒステリシス式の制御トポロジに基づいて、最小の静止電流で最大の効率を実現します。また、TPS61322 では小型の外付けインダクタおよびコンデンサを使用できます。1.5V の入力から 2.2V の出力への変換において、10mA の負荷で 90% を超える効率を達成できます。
また、TPS61322は外付けのショットキー ダイオードにより、高い出力電流のアプリケーションをサポートします。TPS61322A は、外付けのショットキー ダイオードを内蔵の整流 FET と並列に使用することにより、3V の入力電圧から 5V の出力電圧への変換で、500mA を超える出力電流能力を持ちます。
出力電圧は内部で1.8V～5.5Vの固定出力電圧に0.1V刻みで設定できます。このため、目的の出力電圧を得るために外付け部品は2個しか必要としません。また、TPS61322にはサーマル シャットダウン保護機能が実装されています。
TPS61322 は 2.9mm×1.3mm の 3 ピン SOT パッケージ、または 2.9mm×1.6mm の 5 ピン SOT パッケージで供給されます。