パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN-HR (RMW) | 12 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS63050 の特徴
- 降圧モードと昇圧モードの間を継ぎ目なく移行する真の昇降圧コンバータ
- 2.5V~5.5V の入力電圧範囲
- 0.5A の連続出力電流:VIN ≥ 2.5V、
VOUT = 3.3V - 可変および固定出力電圧バージョン
- 効率:90% 超 (昇圧モード)、95% 超 (降圧モード)
- スイッチング周波数:2.5MHz (標準値)
- 可変の平均入力電流制限
- 可変のソフトスタート時間
- デバイス静止電流:60µA 未満
- 自動パワー・セーブ・モードまたは強制 PWM モード
- シャットダウン中の負荷切断
- 過熱保護
- 小型の 1.6mm × 1.2mm、12 ピン WCSP および 2.5mm × 2.5mm、12 ピン HotRod™ QFN パッケージ
- カスタム設計を作成可能
- WEBENCH® Power Designer により TPS63050 を使用するカスタム設計を作成
- WEBENCH® Power Designer により TPS63051 を使用するカスタム設計を作成
TPS63050 に関する概要
TPS6305x ファミリのデバイスは、高効率で静止電流の小さい昇降圧コンバータであり、入力電圧が出力よりも高いアプリケーションまたは低いアプリケーションに適しています。
連続出力電流は、昇圧モードで最大 500mA、降圧モードで最大 1A です。スイッチの最大平均電流は 1A (標準値) に制限されます。TPS6305x ファミリのデバイスは入力電圧に応じて降圧モードと昇圧モードを自動的に切り替え、モード間をシームレスに移行しながら、入力電圧範囲全体にわたって出力電圧をレギュレートします。
この昇降圧コンバータは、最大の効率を得るために同期整流を使用した固定周波数パルス幅変調 (PWM) コントローラを利用しています。負荷電流が低い時にはコンバータがパワー・セーブ・モードに移行し、負荷電流範囲の全体にわたって高効率を維持します。
PFM/PWM ピンにより、PFM/PWM 自動切り替えモード動作と強制 PWM モード動作を選択できます。PWMモードでは、標準2.5MHzの固定周波数が使用されます。出力電圧は外付けの分圧抵抗を使用してプログラム可能ですが、チップ内部で固定にもできます。コンバータをディスエーブルにすれば、バッテリの消耗を最小限に抑えることができます。シャットダウン時には、バッテリーから負荷が切断されます。このデバイスは、12 ピン DSBGA および 12 ピン HotRod パッケージで供給されます。