パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RSM) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS65051-Q1 の特徴
- 車載アプリケーションに対応
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- デバイス温度グレード1: 動作時周囲温度範囲 –40°C~+125°C
- デバイスHBM ESD分類レベルH2
- デバイスCDM ESD分類レベルC3B
- 最大95%の効率
- DC/DCコンバータの出力電流:
DCDC1 = 1A、DCDC2 = 0.6A - DC/DCコンバータの出力電圧は外部的に変更可能
- DC/DCコンバータのVI範囲
2.5V~6V - 2.25MHz固定周波数の動作
- 軽負荷電流時のパワー・セーブ・モード
- 位相差180°の動作
- PWMモードで±1%の出力電圧精度
- 低リップルのPFMモード
- 両方のDC/DCコンバータについて、合計静止電流32µA (標準値)
- 100%デューティ・サイクル動作による最小のドロップアウト電圧
- 高PSRRの汎用400mA LDO×2
- 高PSRRの汎用200mA LDO×2
- LDOのVI範囲: 1.5V~6.5V
- LDOのデジタル電圧選択
- 4mm×4mmの32ピンVQFNパッケージで供給
TPS65051-Q1 に関する概要
TPS65051-Q1デバイスは、1つのリチウム・イオンまたはリチウム・ポリマー・セルで駆動され、複数の電源レールを必要とするアプリケーション向けの、統合された電力管理ICです。TPS65051-Q1デバイスには、2つの高効率の2.25MHz降圧型コンバータが搭載されており、プロセッサ・ベースのシステムのコア電圧およびI/O電圧を供給します。両方の降圧型コンバータは、軽負荷時には低消費電力モードへ移行し、可能な限り広い負荷電流の範囲にわたって最大の効率を維持します。
低ノイズのアプリケーションでは、ユーザーがMODEピンをHIGHにして、デバイスを強制的に固定周波数のPWMモードにすることもできます。シャットダウン・モードでの動作時には、消費電流が1µA未満に低下します。このデバイスは小さなインダクタとコンデンサを使用できるため、ソリューションを小型化できます。TPS65051-Q1デバイスは、最大1A (DCDC1)および0.6A (DCDC2)の出力電流を供給できます。また、TPS65051-Q1デバイスには2つの400mA LDOおよび2つの200mA LDO電圧レギュレータが内蔵されており、LDOごとに別々のイネーブル・ピンを使用してオン/オフできます。それぞれのLDOは、1.5V~6.5Vの入力電圧範囲で動作し、降圧型コンバータの出力からでも、メイン・バッテリから直接でも動作できます。
TPS65051-Q1デバイスのLDO電圧は、外付けの分圧抵抗を使用して変更可能です。