パッケージ情報
パッケージ | ピン数 WQFN (RUK) | 20 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS65235 の特徴
- LNB および I2C インターフェイス用の完全な統合ソリューション
- DiSEqC 2.x および DiSEqC 1.x 互換
- 5V、12V、15V の電源レールに対応
- 外付け抵抗により 1000mA までの高精度出力電流制限を設定可能
- 昇圧スイッチ・ピーク電流制限は LDO 電流制限に比例
- 140mΩ の低 Rds(on) 内部電力スイッチ付き昇圧コンバータ
- 昇圧スイッチング周波数は 1MHz または 500kHz を選択可能
- I2C 以外のアプリケーション用の専用イネーブル・ピン
- 低ドロップ出力 LDO と、VLNB 出力用のプッシュプル出力段
- 高精度の 22kHz トーン・ジェネレータを搭載、外部トーン入力をサポート
- 外部の 44kHz および 22kHz トーン入力をサポート
- ソフトスタートおよび 13V から 18V への電圧遷移時間を調整可能
- 650mV~750mV、22kHz のトーン振幅選択
- EN LOW 時に I2C レジスタへアクセス可能
- 動的な短絡保護
- 出力電圧レベル、DiSEqC トーン入力および出力、電流レベル、ケーブル接続の診断
- 過熱保護機能を搭載
- 20 ピンの WQFN 3mm × 3mm (RUK) パッケージ
TPS65235 に関する概要
TPS65235 は、I2C インターフェイスを搭載したモノリシックな電圧レギュレータで、アナログおよびデジタルの衛星放送受信機用に設計されており、13V~18V の電源と 22kHz のトーン信号を、皿型アンテナの LNB ダウン・コンバータ、またはマルチスイッチ・ボックスへ供給します。最小の部品数、低消費電力、単純な設計、I2C 標準インターフェイス搭載の完全なソリューションを提供します。
TPS65235 は高い電力効率を実現しています。昇圧コンバータには 140mΩ のパワー MOSFET が内蔵され、スイッチング周波数に 1MHz または 500kHz を選択できます。リニア・レギュレータでのドロップアウト電圧は 0.8V で、電力損失を最小化できます。TPS65235 では、複数の方法で 22kHz 信号を生成できます。内蔵のリニア・レギュレータとプッシュプル出力段は 22kHz のトーン信号を生成し、負荷がゼロのときでも出力に重畳されます。リニア・レギュレータの電流制限は、外付け抵抗により ±10% の精度でプログラム可能です。I2C で読み取られる幅広い診断情報をシステム監視に使用可能です。
TPS65235 は、22kHz のトーン検出回路と出力インターフェイスにより、先進の DiSEqC 2.x 規格をサポートしています。