パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RHB) | 32 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS65262-1 の特徴
- 動作時入力電圧範囲:4.5~18V
- フィードバック・リファレンス電圧:0.6V±1%
- 最大連続出力電流:3A/1A/1A
- 600kHz の固定スイッチング周波数
- 以下の機能を備えた統合型デュアル LDO:
- 入力電圧範囲:1.3V~5.5V
- 連続出力電流:350mA/150mA
- Buck1 のソフトスタート時間をプログラム可能
- Buck2 と Buck3 のソフトスタート時間は 1ms 固定
- Buck2 と Buck3 のループ補償を内蔵
- 各降圧に専用のイネーブル・ピン
- 自動パワーアップ / パワーダウン・シーケンス
- 軽負荷時のパルス・スキップ・モード (PSM)
- 出力電圧パワー・グッド・インジケータ
- 過熱保護
TPS65262-1 に関する概要
TPS65262-1 は、出力電流 3A/1A/1A のモノリシック・トリプル同期降圧型 (バック) コンバータです。4.5V~18V の幅広い入力電源電圧範囲をサポートしており、5V、9V、12V、または 15V のようなほとんどの中間バス電圧入力に対応できます。コンバータは定周波数ピーク電流モードを備え、アプリケーションを単純化しながら、目的のアプリケーションに合わせてシステムを最適化できるよう設計されています。このデバイスは、600kHz の固定スイッチング周波数で動作します。外付け部品数を低減するため、Buck2 と Buck3 のループ補償を内蔵しています。Buck1 と Buck2/Buck3 は位相差 180°で動作するため (Buck2 と Buck3 は同相動作)、入力フィルタの要件が最小化されます。軽負荷時には、デバイスは自動的にパルス・スキップ・モード (PSM) で動作し、スイッチング損失を低減することで高い効率を実現します。
TPS65262-1 は、2 つの低ドロップアウト電圧リニア・レギュレータ (LDO) を内蔵しています。これらの LDO は入力電圧範囲が 1.3~5.5V、連続出力電流が 350/150mA であり、独立したイネーブルを備え、出力電圧は可変です。
TPS65262-1 には、MODE ピンを High に駆動し、EN1、EN2、EN3 ピンを設定する自動パワー・シーケンスが搭載されています。
本デバイスには、過電圧、過電流、短絡、過熱保護が搭載されています。いずれかの降圧出力電圧がレギュレーション範囲を外れると、パワー・グッド・ピンがアサートされます。