パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23 (DBV) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TPS722 の特徴
- 出力電流50mAのLDO
- 固定出力電圧製品(1.5V,1.6V,1.8V)と可変出力電 圧製品をラインアップ
- 低入力電圧まで動作可能(最低動作電圧1.8 V)
- 0.1µFの小型出力コンデンサで動作
- 50mA時に50mVの低ドロップアウト電圧
- シャットダウン時の自己消費電流1µA以下
- 過熱保護
- 過電流保護
- 5ピンSOT-23(DBV)パッケージ
- APPLICATIONS
- 携帯型通信機器
- 電池駆動機器
- PCMCIA カード
- PDA
- モデム
- バーコードリーダー
- バックアップ電源
- スイッチング電源のリップルフィルター
- インターネット・オーディオ機器
TPS722 に関する概要
TPS722xxファミリーのLDOにはDSPやマイクロコントロー ラへの電源供給に一般的な電圧での固定出力電圧の製品と 1.22Vから2.5Vの範囲で設定できる可変出力電圧製品が有りま す。これらのレギュレータは電池駆動の携帯機器からPCの周 辺機器まで、幅広い様々なアプリケーションに渡って使用する ことができます。本ファミリー製品は広い入力電圧範囲(1.8V から5.5V)において低いドロップアウト電圧(全負荷時で50mV) で動作します。
この結果、最低動作入力電圧が2.5V以上必要な他の多くのレ ギュレータに対して、本製品は2セルの単4電池から直接駆動 することが可能です。また、標準的な自己消費電流(グランド 電流)は低く、標準動作時には85µAで、シャットダウン時には 1µAとなります。これらのレギュレータは高効率に動作させる ことができるので電池駆動でのアプリケーションにおいて、製 品の稼働時間を延ばすことができます。
類似のLDOレギュレータでは安定動作のために1µF以上のコン デンサを必要とします。しかしながら、本レギュレータは内部 位相補償の使用によりわずか0.1µFの出力コンデンサでも全入 力電圧範囲、全負荷電流範囲で制御ループを安定させています。 この容量のセラミックコンデンサは相対的に安価であり、基板 占有面積も小さな製品が有ります。
本レギュレータ・ファミリーは基板占有面積の小ささと最少 入力電圧1.8Vにより、特に携帯機器アプリケーションの電源に 最適です。既製の単4型電池の使用が可能なことからシステム の設計を容易にし、かつ部品コストを低減させます。更には、 本製品は高い入力電圧が必要なレギュレータが使用された場合 よりも高効率となります。