パッケージ情報
パッケージ | ピン数 SOT-23-THN (DDC) | 5 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 105 |
パッケージ数量 | キャリア 3,000 | LARGE T&R |
TPS783 の特徴
- 低自己消費電流IQ:500nA
- 出力電流150mA、低ドロップアウト電圧・レギュレータ
- 低ドロップアウト電圧:130mV(+25°C、出力150mA時)
- 低ドロップアウト電圧:175mV(+85°C、出力150mA時)
- 全負荷電流範囲、全入力電圧範囲、全温度範囲で3%の出力電圧精度
- 工場出荷時のEPROMプログラムによる固定出力電圧製品を用意
- 1.0µƒFのセラミック・コンデンサで安定
- 過熱保護/過電流保護機能
- CMOSロジック・レベルと互換のイネーブル・ピン
- DDC(TSOT23-5)パッケージ
TPS783 に関する概要
低ドロップアウト(LDO)のレギュレータTPS783ファミリーは超低自己消費電力(IQ = 500nA)と小型パッケージという利点 をもっています。
このLDOは低自己消費電流が重要なパラメータとなる電池稼働機器に最適な様に設計されました。TPS783は超低自己消費 電力(IQ = 500nA)であるため、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラなどの電池稼働機器のアプリケーションに最適です。
TPS783 LDOには出力のプルダウン回路が内蔵されていないために、LDOがディスエーブルされた時(電池の交換などで) に、電池の存在が無くてもレギュレータの出力コンデンサを短時間の臨時のバックアップ電源として使用する事を可能とするといったアプリケーションへの自由度があります。
超低自己消費電流と小型パッケージにより特殊な電源要求に応じた設計が出来ます。出力電圧のカスタム製品や発注情報に ついてはもよりの代理店に問い合わせてください。最低発注量も照会してください。
TPS783シリーズはTIのMSP430およびその他の類似製品と適合性があるよう設計されています。イネーブル・ピンは標準 のCMOSロジックと互換です。このLDOは1.0µF以上の全ての出力コンデンサで安定します。従って、パッケージが小型で あり、また出力コンデンサが小さくできる可能性があるためこのデバイスを実装するために必要な基板面積は最小限で済み ます。また、TPS783シリーズは異常状態時にデバイスを保護するようサーマル・シャットダウンおよび電流制限機能も備え ています。全てのパッケージの動作温度範囲はTJ = –40°C ~+125°Cです。