パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 14 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPS92610-Q1 の特徴
- 車載アプリケーションに対応
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- 温度グレード1: 動作時周囲温度範囲-40℃~125℃
- デバイスHBM ESD分類レベルH2
- デバイスCDM ESD分類レベルC3B
- 機能安全対応
- 機能安全システムの設計に役立つ資料を利用可能
- PWM調光機能付きシングルチャネル定電流LEDドライバ
- 広い入力電圧範囲: 4.5V~40V
- 定出力電流、センス抵抗により調整可能
- 高精度の電流レギュレーション、接合部温度範囲-40℃~150℃で許容誤差±4.6%
- 最大電流: 450mA
- 外付け抵抗との熱共有
- 低ドロップアウト電圧(センス抵抗での電圧降下を含む)
- 最大ドロップアウト: 150mV (10mA時)
- 最大ドロップアウト: 400mV (70mA時)
- 最大ドロップアウト: 700mV (150mA時)
- 最大ドロップアウト: 1.3V (300mA時)
- 診断および保護
- シングルLED短絡検出と自動回復
- LED開路および短絡検出と自動回復
- 診断イネーブルと可変スレッショルドによる低ドロップアウト動作
- 最大15個のデバイスのフォルト・バス、どれか1つに障害が発生すれば全体を障害とするか、障害の発生したチャネルのみをオフにするかを選択可能
- 静止電流およびフォルトモード電流が低い(デバイスあたり250µA未満)
- 動作時の接合部温度範囲: -40℃~150℃
TPS92610-Q1 に関する概要
LEDが車載アプリケーションに広く使われているなか、シンプルなLEDドライバの人気が高まっています。ディスクリート・ソリューションに比べて、低コストのモノリシック・ソリューションではシステム・レベルの部品数を減らし、電流の精度や信頼性を大幅に高めることができます。
TPS92610-Q1デバイスは、自動車用バッテリで動作する、シンプルなシングルチャネルのハイサイドLEDドライバです。シンプルで洗練されたソリューションにより、1本のLEDストリングに定電流を供給し、完全なLED診断を実行できます。どれか1つに障害が発生すれば全体を障害とする機能は、TPS9261x-Q1、TPS9263x-Q1、TPS9283x-Q1といった他のLEDドライバとの連係が可能であるため、さまざまな要求に対応できます。