パッケージ情報
パッケージ | ピン数 HTSSOP (PWP) | 16 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 125 |
パッケージ数量 | キャリア 2,000 | LARGE T&R |
TPS92630-Q1 の特徴
- 車載アプリケーション用に認定済み
- 下記内容でAEC-Q100認定済み:
- デバイス温度グレード1: 動作時周囲温度範囲 –40°C~125°C
- デバイスHBM ESD分類レベルH2
- デバイスCDM ESD分類レベルC3B
- アナログおよびPWM調光機能を持つ3チャネルのLEDドライバ
- 広い入力電圧範囲: 5V~40V
- 基準抵抗を使用して定出力電流を調整可能
- 最大電流: チャネルごとに150mA
- 並列動作モードでの最大電流: 450mA
- 精度: チャネルごとに±1.5% (I(IOUTx) > 30mAのとき)
- 精度: デバイスごとに±2.5% (I(IOUTx) > 30mAのとき)
- 複数のICまたは単一ICの複数チャネルを使用した並列出力によってさらに高い電流を供給可能
- 低いドロップアウト電圧
- 最大ドロップアウト: 60mAでチャネルごとに400mV
- 最大ドロップアウト: 150mAでチャネルごとに0.9V
- チャネルごとに独立したPWM調光
- グリッチ除去タイマを備えたオープン/短絡LED検出
- チャネルごとのLEDストリング電圧帰還による単一LEDの短絡検出
- 単一LED短絡障害専用の独立したフォルト・ピン
- オープン、短絡、サーマル・シャットダウンの障害通知用のフォルト・ピンに15までのデバイスを並列にバス接続可能
- 入力電圧のdV/dtが低い場合(0.5V/min)にも問題なく対応
- 動作時の接合部温度範囲: -40℃~150℃
- パッケージ: 放熱特性の優れた16ピンPWPパッケージ(HTSSOP)
TPS92630-Q1 に関する概要
TPS92630-Q1デバイスは、アナログおよびPWM調光制御を備えた3チャネル・リニアLEDドライバです。完全な診断機能および内蔵保護機能により、中電力範囲までの可変輝度LED照明アプリケーションに最適な選択肢となります。
このデバイスの設計は、その電力容量の範囲内で単一または複数のストリングとして構成されたLEDを駆動するのに適しています。1つのデバイスで最大3つのストリング(各ストリングに1~3個のLED)を駆動でき、1チャネルあたりの合計電流は最大150mAです。出力を並列に接続することで、さらに高い電流駆動能力(最大450mA)を実現できます。
複数ストリングのアプリケーションでは、LEDストリングをカソード・コモンで接続できるという利点があります。そのため、(ローサイド電流センスのシステムのように) LEDストリングごとに1本のリターン線を設ける代わりに、アプリケーション全体で1本のリターン線だけで済みます。
単一LEDの短絡コンパレータにより、短絡障害が発生した単一のLEDを検出できます。障害出力では、複数デバイス間のバス接続トポロジをサポートできます。
内蔵の温度監視機能により、デバイスの接合部温度がスレッショルドを超えた場合に、LEDの駆動電流を低減します。温度スレッショルドは、外付け抵抗を使用してプログラミングできます。TEMPピンをグランドに接続すると、温度電流監視機能をディスエーブルにできます。出荷時設定オプションとして、接合部温度のアナログ電圧出力も用意されています。