パッケージ情報
パッケージ | ピン数 VQFN (RGE) | 24 |
動作温度範囲 (℃) -40 to 85 |
パッケージ数量 | キャリア 250 | SMALL T&R |
TRS3122E の特徴
- 拡張されたVCC動作ノード: 1.8V、3.3V、5.0V
- 独自のトリプラー・チャージ・ポンプ・アーキテクチャにより、1.8Vの低いVCCが可能になり、同時に3.3Vおよび5V電源との互換性も維持
- レベルシフト機能が統合されているため、外部電源や追加のレベル・シフタが不要になり、低電圧MCUとの接続も可能
- RIN入力とDOUT出力のESD保護機能を強化
- ±15kV IEC 61000-4-2空中放電
- ±8kV IEC 61000-4-2接触放電
- ±15kV人体モデル
- データ転送速度1000kbpsを指定
- Auto Powerdown Plus機能
- シャットダウン時消費電流がわずか0.5μA
- RS-232インターフェイスの互換性要件に準拠またはそれ以上
- 2.5Vの単一電源アプリケーションには、最適化されたソリューションとしてTRS3318Eを検討してください
アプリケーション
- リモート無線ユニット(RRU)
- ベースバンド・ユニット(BBU)
- 電子POS (EPOS)
- 診断とデータ送信
- バッテリ駆動機器
TRS3122E に関する概要
TRS3122Eは、2ドライバ、2レシーバのRS-232インターフェイス・デバイスで、多電圧動作用に別々の電源ピンが搭載されています。すべてのRS-232入力および出力は、IEC 61000-4-2空中放電で±15kV、IEC 61000-4-2接触放電で±8kV、人体モデルで±15kVまで保護されます。
チャージ・ポンプは、1.8Vの低電圧電源で動作するために、5個の小型0.1μFコンデンサが必要です。TRS3122Eは1000kbpsまでのデータ転送速度で動作でき、RS-232互換の出力レベルを維持します。
TRS3122Eには独自のVLピンが搭載されており、混合ロジック電圧システムで動作可能です。ドライバ入力(DIN)とレシーバ出力(ROUT)のロジック・レベルは、いずれもVLピンによりプログラム可能です。このため、電圧レベル・シフタを追加する必要なく、低電圧のマイクロコントローラやUARTと接続できます。
Auto Powerdown Plusにより、デバイスが30秒以上データの送受信を行わないと、自動的に低電力モードへ移行します。この機能により、バッテリ駆動のアプリケーションや、その他消費電力に制約のあるアプリケーションに最適です。